DMG森精機、JIMTOFで披露「INHシリーズ」が旋削対応とSIEMENS制御で大幅進化
- 投稿日時
- 2026/10/20 19:03
- 更新日時
- 2026/10/20 19:05
DMG森精機は、5軸横形マシニングセンタ(MC)「INHシリーズ」のラインアップを拡充、JIMTOF2026で世界初披露する。旋削加工を1台に集約できるミルターン仕様「INH 63 FD」を新たに追加し、従来のファナック製に加えてシーメンス製制御装置にも対応した。工程集約と自動化、グローバル市場への適応力を引き上げる。
INH 63 FDは、最高回転速度毎分900回転、最大トルク3000N・mを発揮するミルターンテーブルを搭載。ミーリングと旋削をワンチャッキングで行うことで、ワークの載せ替え作業や段取りの負担を軽減し、高精度加工とリードタイム短縮を実現する。テーブル内には振動センサを備え、ワークのアンバランスを事前に検知する安全構造も採用した。
制御装置においては、デジタルツインを実現するシーメンス製「SINUMERIK ONE」に対応。特に欧州市場での利便性を高め、既存設備との操作性統一や保守管理の効率化を支援する。
また、無人化・自動化の障壁となる切りくず対策も徹底、A軸によるテーブル傾斜構造に加え、AIが切りくずの堆積状況を認識して効率洗浄するオプション機能などを揃え、長時間の安定稼働を後押しする。
(2026年10月20日MonoQue掲載)