三重執鬼、物流拠点を木造で
- 投稿日時
- 2026/09/30 13:00
- 更新日時
- 2026/09/30 13:01
炭素貯蔵量は約111t
三重県鈴鹿市を拠点に総合物流サービスを提供する三重執鬼は9月18日、本社事業所内に建設中の大型木造倉庫が10月に完成すると発表した。建築面積は約415坪、木材使用量は約146㍍。自動車部品の保管や流通加工、海上コンテナのデバンニング、家電などの共同配送拠点として使う。
本施設は老朽化した既存倉庫の建て替えに向けた実証の場と位置付けられ、環境面に加え、工期やコスト面を考慮し木造を採用した。設計会社の試算では、木材の炭素貯蔵量はCO2換算で約111t。同規模の鉄骨造にした場合だと、鉄骨材の製造工程で約164tのCO2を排出する。
本社敷地内の倉庫機能を強化し、外部倉庫との横持ち輸送を減らすことで、トラックの走行距離や環境負荷の低減も見込む。今後は既存倉庫との温度・湿度・WBGT(暑さ指数)の比較などを通じ、働く環境への効果を検証する。
完成に合わせ、10月2・3の両日、10~16時に完成見学会を開く。会場は同社本社営業所(鈴鹿市地子町523-2)で、倉庫内を公開し、構造や用途を説明する。予約制で、申し込みは山口工務店(電話0120-194-161)か、同社ホームページ(www.yamaguchi-co.co.jp )のイベント情報欄にある専用ページから。
(2026年9月30日Mono Que掲載)