【NKE】オートテンション〜メンテ不良対策に“解”
- 投稿日時
- 2026/05/11 09:34
- 更新日時
- 2026/05/11 09:37
NKE株式会社
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注目! - ひと手間を自動化 チェーン調整はコンベアが自分でやる時代へ
NKE、チェーンコンベアに「オートテンション仕様」を開発
職人技の調整を自動化、後付け対応で既存ラインのトラブルを解消
搬送機器や自動化機器の設計・製造を手がけるNKE(京都市伏見区)は、倍速チェーンコンベアの新機能として「オートテンション仕様」を開発しました。これまで現場の担当者を悩ませてきたチェーン調整の負担を劇的に軽減する製品として、注目を集めています。
倍速チェーンコンベアの運用において、「小ローラーの破損」や「チェーンの噛み込みによるライン停止」は、生産効率を低下させる大きな要因となっていました。こうしたトラブルの多くは、チェーンの張り(テンション)が不適切であることに起因します。
しかし、チェーンを「適正な」強さに保つには熟練の目視調整が必要で、管理が非常に難しいという課題がありました。今回開発されたオートテンション仕様は、このテンション調節を自動化。常に最適な状態を維持することで、部品の摩耗や予期せぬ停止トラブルを未然に防ぎます。
導入のしやすさも大きな特徴です。同社では、新設時に最適な「組み込みタイプ」に加え、既存のコンベアに活用できる「後付けタイプ」の2種類をラインアップしました。
後付けタイプであれば、すでにお使いのコンベアの一部を入れ替えるだけで導入が可能です。さらに、現在稼働中のモデルがオートテンション仕様でない場合でも、ユーザー側で駆動部(追動部)を交換するだけで、簡単にオートテンション仕様へとアップグレードすることができます。
人手不足が深刻化する製造現場において、メンテナンスの手間を減らしつつ、安定した稼働を担保することは急務となっています。NKEのオートテンション仕様は、現場の「調整」という属人的な作業を技術で解決し、スマートな搬送ラインの構築に大きく貢献しそうです。