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古河電工、タイに新工場

投稿日時
2026/05/21 09:00
更新日時
2026/05/21 09:00
FURUKAWA ELECTRIC THERMAL MANAGEMENT SOLUTIONS & PRODUCTS LAGUNA, INC.(フィリピン ラグナテクノパーク工業団地内)

DC向け放熱・冷却製品をアジアで生産強化

古河電気工業は約550億を投じ、データセンター向け放熱・冷却機器の主力海外生産拠点を相次いで強化する。FURUKAWA ELECTRIC THERMAL MANAGEMENT SOLUTIONS & PRODUCTS LAGUNA, INC.(フィリピン、以下FTL)の水冷モジュール工場を拡張するほか、Furukawa FITEL (Thailand) Co., Ltd.(タイ アユタヤ県)に水冷モジュールの新工場を設立。中国の古河奇鋐電子(蘇州)有限公司とFTLの製造工場では空冷ヒートシンクの製造設備を増強する。

生成AI市場の成長により、データセンターで用いられる演算装置の放熱・冷却を行う高性能なヒートシンクへの要求が高まっている。ファンで空気を流しヒートシンクから放熱する空冷方式が現在の主流だが、演算装置素子面に搭載したコールドプレート内部に冷却水を流して熱を回収する水冷方式は高い冷却性能を持ち、今後は大きな需要の伸びが見込まれている。生産能力の強化はこうした需要の伸びに応えるものだ。

追加投資に伴う量産は空冷ヒートシンクは267月、フィリピンでの水冷モジュールは271月、タイでの水冷モジュールは281月にそれぞれ開始予定。なお投資額の内訳は水冷モジュールが約510億円、空冷ヒートシンクが約40億円。



(日本物流新聞2026515日号掲載)