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KOBELCO未来協働研究所、若手の技術伸ばす切削支援アプリ開発

投稿日時
2026/07/07 09:00
更新日時
2026/07/07 09:00
切削条件設計支援アプリの画面

2022年に神戸製鋼所と大阪大学が共同で設立した「KOBELCO未来協働研究所」。製造業の課題をデジタルで開発することを目指した技術開発を行っており、第一弾のソリューションとして開発中の「切削条件設計支援アプリ」を、612日に神戸サンボーホールで開かれた、第18回神戸ものづくり中小企業展示商談会で披露した。

同アプリはスマートフォン等で使う、経験の浅い若手も直感的に切削条件が設定できるよう支援するツールだ。加工物の情報(寸法や素材)と工具情報を入力し、送り速度や切込み量などの諸条件を設定すると、摩耗量のシミュレーションがグラフで表示される。グラフ上の点をドラッグして送り速度や切込み量を調整すると、ビビリや切りくずなど他のシミュレーション結果も良否が×”で表示され、切削条件をどう調整すべきかが若手でも一目でわかる設計になっている。この扱いやすいUIが同システムの特徴と言える。

設定した条件は保存され、社内で熟練者の知見を共有することも可能だ。若手も熟練者の設定した条件に「寄せていく」ことで技術を素早く習得できる。

なおシミュレーションのベースは神戸製鋼所が蓄積してきた加工データだ。リリースは今年度か来年度の予定という。



(日本物流新聞2026625日号掲載)