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中村留精密工業、ATC型の省スぺ複合加工機

投稿日時
2026/07/13 09:23
更新日時
2026/07/13 09:25

中村留精密工業(株)

工具119本まで搭載、複雑加工に

中村留精密工業は7月1日にATC型複合加工機「JX-50」を発売した。対向2スピンドル構成で、上部に工具主軸、下部にタレットを配置。機械本体は3000×2000㍉とコンパクトだが、ATCは標準で60本、オプションで119本まで搭載可能だ。省スペースで小型・複雑な部品を加工する医療などの精密加工分野に提案する。

精密加工では小型・複雑形状の部品が増え、限られたフロアスペースで生産性を高める要求が強い。同機はこうしたニーズに向けて開発した同時5軸加工に対応可能な工具主軸機。R側主軸にX軸を搭載したことで、左右主軸による同時加工を干渉なく行える。独自開発の小型工具主軸ユニット(長さ299㍉)は毎分最高3万回転で、チップtoチップは3.3秒と高速。アイドルタイムを削減するソフトウェア「クロノカット α」も標準搭載し、サイクルタイムを短縮する。

目標販売台数は月20台。中村匠吾社長は「省スペースで多品種・複雑な加工をしたいというニーズが高まっている。JX-50はまさにそうした声に応えるべく開発された。荒加工から微細加工まで対応でき、コンパクトながら広い加工領域と高い切削能力を確保している」とする。


(日本物流新聞2026年7月10日号掲載)