工作機械の2026年受注額見通し、2兆円へ上方修正
- 投稿日時
- 2026/06/15 08:00
- 更新日時
- 2026/06/15 09:33
(一社)日本工作機械工業会の坂元繁友会長(芝浦機械社長)は6月5日、年初に発表した2026年受注額の見通し(1兆7千億円)を2兆円に上方修正すると発表した。「4月までの累計(6747億円)、5月の見通し、市場調査委員会の調査結果を踏まえた」と第17回定時総会後に開いた懇親会で述べた。
坂元会長の発表後、会場ではざわめきと拍手が起こった。2020年のコロナ禍を除き、1兆円超えは11年から継続。実現すれば18年ピーク(1兆8158億円)を1割超上回ることになる。懇親会に参加した会員からは「思い切ったなと思うが、(4月までの累計を)3倍すれば到達する額なので実現性は高い」(小型マシニングセンタメーカー社長)、「受注額よりも、ホルムズ海峡の影響で構成部品の入手が遅れ、当社製品の納期が長くなっていることの方が問題」(金型・航空機分野に強い工作機械メーカー社長)などの声を聞いた。
(日本物流新聞2026年6月10日号掲載)