A&Cサービス、脱ストレッチフィルムグルー固定に熱視線
- 投稿日時
- 2026/06/04 08:00
- 更新日時
- 2026/06/04 08:00
ストレッチフィルムの価格が上がっている、供給が絞られて適切な在庫を確保できない――。そんな相談がストレッチフィルムを使わずに荷崩れを防ぐパレタイズグルー塗布システム「グルーマスター」を手掛けるA&Cサービスに相次いでいる。中東情勢の悪化を受けたナフサ供給不安が、食品・物流業界の包材調達を直撃しているためだ。
グルーマスターへの問い合わせ件数は問題が表面化した4月以降、2倍以上に増加。展示会経由だけでなくインターネットで調べて連絡してくるケースも増えており、業界の関心の高さがうかがえる。
同社が提案するグルーマスターは、水溶性接着剤を段ボール底面に噴射して荷崩れを防ぐ。ROKAE製協働ロボットによるパレタイジングパッケージと組み合わせることで、段ボールの積付けと固定の工程を集約することが可能。同パッケージは可搬重量25㌔、簡単ティーチングが特徴で、パレタイジングの自動化と荷崩れ防止を省スペースで実現できる点も評価されている。
FOOMA JAPAN 2026ではこれらの統合システムを実機でデモ展示し、導入機運をさらに高めることを狙う。ナフサ供給不安が続く中、ストレッチフィルムへの依存度を下げる動きは今後も加速しそうだ。
(日本物流新聞2026年6月10日号掲載)