ユニパルス、法改正追い風に電動バランサ好調
- 投稿日時
- 2026/09/30 10:32
- 更新日時
- 2026/09/30 10:33
ユニパルスの電動バランサ「Moon Lifter(ムーンリフタ)」の販売が右肩上がりで伸びている。重い荷物を軽い力で扱える搬送補助装置で、累計販売台数は6000台を超えた。
需要を押し上げているのが物流・製造現場を取り巻く環境変化だ。今年4月に本格施行された物流関連2法の改正でトラックの荷待ち・荷役時間の短縮が求められ、運転手による荷降ろし作業の手伝いなども難しくなった。労働安全衛生法でも、高年齢労働者の腰痛など労災防止対策が努力義務化された。人手不足も深刻で、同社担当者は9月11日まで開かれていた国際物流総合展の会場で「重い作業が残ると人材の定着率が悪い。改善して女性や高齢者も担えるようにし、雇用の幅を広げようとする現場が増えている」と話した。
主力は20㌔前後のワークの搬送で、40㌔まで対応するタイプが全体の約3割を占める。ハンドは300種類をそろえ、段ボールやプラスチックコンテナ、ドラム缶、タイヤ、H鋼など、多様なワークに対応する。担当者は「競合メーカーも出てきているが、国内で初めて電動バランサを出した当社のシェアは今も圧倒的。さらに、導入の余地もまだまだ広がっており、期待は大きい」と手応えを語った。
(日本物流新聞2026年9月25日号掲載)