イトーキ、収納効率4割増の自動倉庫
- 投稿日時
- 2026/05/08 09:00
- 更新日時
- 2026/05/08 09:00
イトーキは4月30日、自動仕分システム「SAS(Systema Streamer)」シリーズに収納効率を約40%向上させた「SAS-R2」と「SAS-NR」を追加したと発表した。物流2024年問題やサプライチェーンの不安定化を背景に、物流拠点で高まる効率的な保管運用ニーズに対し、既存シリーズの高速処理性能を維持しながら収納効率の最適化を図った2機種を市場に投入することで応える。
SAS-R2はピッキングアームの高さをコンパクト化することで、梁下6㍍の建屋での収納段数を従来の最大14段から20段に拡大した高収納型モデル。各段に1台ずつドーリー(水平走行台車)が走行する構造により、高速入出庫処理も維持する。SAS-NRはドーリー自体に昇降機構を搭載し、1台で最大7段の収納物に対応できるようにした。従来は棚段数に応じて複数台が必要だったドーリーを削減できるため、イニシャルコストの低減に貢献する。両機種とも収納効率の向上幅は約40%で共通する。
2機種の組み合わせも可能で、保管運用を重視するエリアと入出庫処理能力を重視するエリアを同一倉庫内で設計することもできる。価格は導入規模・仕様に応じた個別見積。
(2026年5月7日MonoQue掲載)