富士電機、DC向け配電盤を生産強化
- 投稿日時
- 2026/05/12 09:24
- 更新日時
- 2026/05/12 09:26
マレーシアで
富士電機は富士SMBE社(シンガポール)のマレーシア工場で、配電盤の生産棟を新設する。新棟は今年6月に着工し同10月に稼働開始予定。これにより富士SMBE社の生産能力は1.5倍に高まる。成長が見込まれるデータセンター向け受変電設備の生産をグローバルで強化し、同事業の拡大を図る方針だ。
生成AIの普及を背景に、データセンター市場は世界的に高成長が見込まれている。電力の安定供給に必要な受配電設備も需要が拡大しており、富士電機は国内で神戸工場や筑波工場などの生産体制を強化してきた。富士SMBE社は東南アジアやオーストラリアで配電盤やサーバー分電盤の設計・生産を行っている。新棟の立ち上げに伴いクレーンや試験装置を整備する計画だ。
同拠点ではスキッドシステムやコンテナパワートレインユニットの生産を強化。これは配電盤や無停電電源装置、変圧器などを共通架台に艤装してユニット化し、現地搬入することで工期を短縮する手法だ。マレーシア工場に導入することで、同社全体でスキッドシステムとコンテナパワートレインユニットの生産能力を4倍に高めるという。

生産を強化するスキッドシステム(配電盤や無停電電源装置、変圧器などをユニット化したもの)
(2026年5月12日MonoQue掲載)