アマダ、ファイバーレーザー機拡充
- 投稿日時
- 2026/05/11 08:59
- 更新日時
- 2026/05/11 09:02
高出力26kWモデルや長尺加工対応
アマダはファイバーレーザー加工機「REGIUS-AJe」シリーズ、「ENSIS-AJe」シリーズ、「VENTIS-AJe」シリーズのラインナップを拡充し、4月に受注を始めた。ハイエンドモデルのREGIUS-AJeシリーズに最大26kWの高出力発振器を搭載可能としたほか、VENTIS-AJeシリーズには長尺材に対応する6.2m×2.5m(8'×20')サイズを追加。加工領域の拡大と生産効率の向上につなげる。
同社によれば一般的なファイバーレーザー発振器では、複数のレーザーモジュールの光ファイバーを束ねることで高出力化するが、結合の過程でビーム品質が低下する課題があった。同社はレーザーモジュール自体を高出力し、最大15kWの高出力シングルレーザモジュールを開発。これを独自技術「高輝度維持合波」によって空間上で重ね合わせることで、ビーム品質を維持したまま最大26kWの超高出力化を可能にする。
中厚板の無酸化切断(クリーンカット)で加工速度の向上が見込めるほか、軟鋼では対応板厚が拡大。溶接や塗装など後工程への影響を抑えた切断面を得られるため、生産性が高まる。独自のビーム制御技術「LBC(Locus Beam Control:軌跡ビームコントロール)」を搭載した「VENTIS-6225AJe」をラインナップに加えたことで、「長尺材加工においても高い生産性を実現する」という。
(2026年5月12日MonoQue掲載)