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ESR、大阪で130MWのデータセンターを共同開発

投稿日時
2025/02/03 09:00
更新日時
2025/02/03 09:00

大阪市住之江区の大規模データセンター計画の1棟目

物流不動産などの開発を手がけるESR(スチュアート・ギブソン代表)は、データセンタープロバイダーであるCloudHQと合弁事業契約を締結、大阪市住之江区で約3122億円(=1156円換算、116日時点)規模の「ESR コスモスクエアデータセンター」を共同開発・運営すると発表した。OS1OS2OS33つのフェーズにわたって整備を進め、最終的に受電容量130㍋ワットのセンターになる。1棟目であるOS1ESRの日本における最初のデータセンターで今年6月のサービス開始予定。完成後は受電容量25㍋ワットになる。

国内では現在、製造業や金融サービス、医療、政府部門を中心にクラウドサービスの利用が急増している。ESRは大阪市のほか、京都府相楽郡および大阪府箕面市でデータセンターキャンパスの開発を計画。東京都江東区有明でも開発を計画中で、香港、ムンバイ、ソウルなど様々な地域でデータセンタープラットフォームを展開している。同社は環境に配慮したデータセンターを開発し、2040年までにネットゼロ達成も目指している。

スチュアート・ギブソン代表は「ESRの旗艦プロジェクトであり、データセンターの成長機会を最大限に活用していく」とコメントする。

(日本物流新聞125日号掲載)