フィルター強化で焼損防止構造に
育良精機はこのほど、ファイバーレーザー溶接機専用の集塵機「レーザーダストコレクター ISK︱F1600DC」を発売した。同社によると、ファイバーレーザー溶接専用の小型集塵機として業界初となる。
ISK-F1600DCは単相100Vで動作し、本体サイズW250×D600×H410㍉、本体質量23㌔の小型・軽量設計。最大風速は毎秒6.0㍍と同社従来機に比べ20%高い集塵力を備える。
ファイバーレーザー溶接では、母材表面の防錆油などがミスト化し、油分を含む金属微粒子が飛散する。アーク溶接と異なり油分が燃えきらないため、フィルターに付着して目詰まりや焼損が起きやすい。このため同機では2次フィルターに耐熱性のデミスターフィルター、3次フィルターに高温用プレフィルターを採用し、焼損防止構造を強化した。
吸入口にはマグネットを採用し、フレキシブルなホースで溶接箇所の手元に固定できる。工具不要でダストボックスの処理やフィルター交換が可能なほか、風路を長く設計してスパッタの熱を抑える吸熱構造も備える。フィルターを交換することで溶接ヒュームにも対応する。標準価格は58万円。
(日本物流新聞2026年4月10日号掲載)