インタビュー一覧

大日金属工業 取締役社長 栗田 実 氏

ラインを強化し生産数を伸ばすといった量産メーカーのスタイルとは違います。過去から一品一品、受注生産を重ねてきました。この姿勢は変わりません―。そう栗田社長は確認するように話す。大日金属工業は工作機械メーカーとしてワークサイズで中・大型ものや...

コマツ産機 代表取締役社長 北出 安志 氏

2022年8月に経済産業省による「DX認定事業者」に選定されたコマツ産機。産業機械にIoTがまだ普及していなかった2009年に独自の稼働管理システム「産機Komtrax」をリリースし、昨今ではプレス機を対象にした成形荷重の見える化やユーザー...

ドイツ工作機械工業会(VDW) エグゼクティブディレクター Dr.ヴィルフリート・シェーファー 氏

工作機械のメジャーな国際ショーといえば真っ先に名前が挙がるのがEMOショーだろう。今年は「EMO Hannov er 2023」として9月18〜23日、ドイツ・ハノーバーで開催される。開催を前に2日間だけ来日した主催のドイツ工作機械工業会(...

ソディック COO(最高執行責任者) 圷(あくつ) 祐次 氏

他社にない機能をもつ放電加工機メーカーとして業界をリードするソディック。マシニングセンタや射出成形機など多くの製品もラインナップする。日・中・タイに工場をもつグローバル企業でもある。29年間におよぶ米国での活躍が評価され、昨年11月に同社と...

相澤鐵工所 代表取締役社長 相澤 邦充 氏

シャーリングとプレスブレーキの専業メーカー、相澤鐵工所が今年5月1日に創業100周年を迎える。国内販売シェア首位のシャーリングを軸に、使い込んだ機械の再生や周辺装置を含めた全自動化にも注力する。3代目の相澤邦充社長にこれまでの歩みと今後を聞...

TAKISAWA 国内営業部 部長 小川 智弘 氏

昨年10月に100周年を迎え、「瀧澤鉄工所」から「TAKISAWA」に社名変更。新たなスタートを切った。長きに渡って加工現場で重用されてきた、主力製品の旋盤に加え、昨今セールスを拡大しているという複合加工機の需要動向を、同社国内営業部の小川...

グリーソンアジア 営業・マーケティング統括マネージャー 蟹江 俊靖 氏

自動車の電動化に伴い、ギヤノイズを抑えた「静かな歯車」が求められるようになってきた。歯車加工機にもワンランク上の精度が求められ、これまで以上に厳格な検査体制が必要とされるなど設備側の要件も変わりつつある。歯車加工機のリーディングメーカー 米...

大有 専務取締役 宮永 恭佑 氏

高齢・女性作業者など多様な人材が製造現場で活躍するようになってきたこともあり、企業は労働安全衛生に気を配る必要がこれまで以上に高まっている。原材料投入機やドラム缶搬送機などを手掛ける大有の宮永恭佑専務取締役にマテハン機器メーカーから見た労働...

EXOTEC NIHON 取締役社長 立脇 竜 氏

落ち着いてきたとも耳にするEコマース(EC)向けのマテハン設備投資。実際のところどうなのか、ファーストリテイリング(ユニクロ)やヨドバシカメラなどにも採用され、注目を集めるEXOTEC NIHONの立脇竜取締役社長に話を聞いた。

牧野フライス精機 営業部 営業サポート課 リーダ 好﨑 惟史 氏

主力の工具研削盤のほか砥石プリセッタや検査装置、ソフトも揃える牧野フライス精機。Grinding Technology Japan(GTJ)には第1回からフル出場だ。インプロセスで加工物を自動測定・補正する内蔵型マイクロビジョンシステムが同...

有光工業株式会社 専務取締役 有光 大幸 氏

――2022年まで生産本部長として奈良工場を統括されていました。ご自身が考える貴社のモノづくりにおける強みとは。 「まずはプランジャポンプの主要な部品加工を自社で一貫生産している点です。洗浄機におけるポンプは車で言うエンジンに相当しますが...

ソディック 工作機械事業本部 機械営業統括部 副統括部長 荻野 隆介 氏

――中国における貴社の工作機械ビジネスはいかがでしょうか。 「中国は国の目標として2025年までに製造強国の仲間入りをし、2049年までに製造強国のなかのトップリーダーになろうとしていました。ところが米中貿易摩擦、半導体輸出規制、コロナ禍...

長谷川工業 長谷川 義高 副社長

「10分に1台売れる」脚立、「脚軽」シリーズを筆頭に、国内はしご・脚立市場をリードし続ける長谷川工業。業界内で大きなプレゼンスを発揮している同社の大きな強みのひとつは、意匠性を強く意識した製品開発だ。かねてより同社においてプロダクトデザイン...

BYD 日本商務部統括部長 陳  浩 氏

EV国内販売台数で他国を大きくリードする「EV大国」中国。その中でも圧倒的なシェアを誇るのがBYDだ。中国国内では10年連続でEV販売台数トップをキープ、世界販売台数でもテスラと抜きつ抜かれつのデッドヒートを繰り広げている。その優位性を揺る...

松田椅子製作所 松田 弘司 さん

人びとにくつろぎと安らぎを与える椅子。商業施設やレストランでは空間装飾のひとつとして場所に華を添えることもある。長年、椅子内張工として多種多様の椅子を生み出してきた松田弘司さんは、デザインを考案する際「置かれる場所を想定する」ことを重視する...

アサダ 営業本部 商品担当マネージャー 増田 大季 氏

「このままでは近い将来HFC(ハイドロフルオロカーボン)の使用量が生産量を上回り、既存の空調や冷凍設備の一部が使えなくなる事態が起こりえます」。そう警鐘を鳴らすのは、フロンの回収・再生装置などを手掛けるアサダ(名古屋市北区)営業本部商品担当...

淀川電機製作所 代表取締役社長 二井 功太郎 氏

淀川電機製作所が新たなスタートを切った。1948年の創業以来、徹底した自社一貫生産システムを構築して送風機や集塵機、電動工具の分野で存在感を発揮。長年にわたり個人事業として歩んできたが、創業75年目を迎える2023年1月に新たな事業法人「株...

日伸工業 技術部 金型加工課 技術補 定常 肇 さん

マイクログラインダーはもちろん、竹や割りばし、爪楊枝や綿棒にいたるまで使える物はすべて使う。独自に配合した研磨剤と自作の道具を指のように操り、顕微鏡をのぞき込みながら金型を磨き上げる姿はまさに匠そのものだ。 令和4年度の現代の名工に選出さ...

東京時計精密 浅岡 肇 さん

「トゥールビヨン(Tourbillon:仏語で「渦」の意)」とは、重力のかかる向きが絶えず変化する腕時計の姿勢差をなくし、精度を維持する機構である。その製作難易度・希少性から、一時はトゥールビヨンを搭載した時計は1000万円を超えるのが当た...

ダイヘン 取締役専務執行役員 森本 慶樹 氏

2023年度が中期経営計画の最終年となるダイヘン。「ならでは製品開発」を掲げ、独自の製品価値創出に取り組み、溶接・FA分野におけるエポックメイキングな製品を次々と上市し、着実に歩を進めてきた。同社・森本慶樹専務に昨年の需要動向と次年度の見通...

マキシンコー 取締役 名張工場長 北岡 浩 氏

シンプルな機構が特徴のウォーム減速機に特化するマキシンコー。創業当初からの「Sシリーズ」と高トルク・高効率が特長の主力「MAシリーズ」などを用意し、ユーザーの細かな要望に1製品から対応する。

加茂精工 技術部 技術課 課長 片山 嘉丈 氏

売上の7~8割を占めるラックアンドピニオン(TCG)を中心に減速機(ボール式、差動式)やインデックスを製造販売する加茂精工。受注生産で多品種変量対応や特注対応に強みをもつ。今月には同社で初となる大型差動式減速機の受注を始めた。

ニッセイ 減速機事業部 開発二部 RC開発一課 稲垣 光明 氏

機械・包装機械や自動ドアなどに採用されてきたが、昨夏新たに開発した高剛性減速機を新ブランド「UXiMO(アクシモ)シリーズ」として立上げ、これまで製品を提供できていなかった業界向けのアイテムを投入した。