インタビュー一覧

オーケイエス社長 大神田 佐敏 氏

治具交換装置「ベビーカンガルーシステム」の設計・製作を中心に、工作機械を含むシステムエンジニアリング、治具製作の3つの事業を展開するオーケイエス。国内を中心に販売し、北中米、タイ、ベトナム、インドネシア、インドなどアジア各国にも販売してきた...

EXOTEC NIHON 取締役社長 立脇 竜 氏

これは日本の物流における「黒船」となるのではないか。展示会で、EXOTECの自動化システムを見て思わずそう唸った。2015年の設立から7年で9カ国に進出した、フランス工業界初のユニコーン企業。売上は21年度に約1・8億ユーロ(約240億円・...

C&Gシステムズ 代表取締役社長 塩田 聖一 氏

有史来、モノは「設計→製造」という過程を経て作られてきた。いま「設計・製造」を担うのは疑いなくCAD/CAMだが、国内専業メーカーは片手で余る3~4社ほどしかない。翻って世界を見渡すと、過去10年ほどM&Aの嵐が吹き荒れ、今はこれまた片手で...

キャドマック 事業推進部 開発課 倉岡 めぐみ さん

板金向けCAD/CAMの開発、販売を手がけるキャドマック。2500社超のユーザーに愛される同社ソフトだが、モノづくりの変化にともない着実な進化を遂げており、近年は3DCADによる設計・データ管理にも注力している。こうした板金向け最新ソフトウ...

アクセルラボ セールス・マーケティンググループ グループダイレクター 高橋 貢 氏

目が覚めると自動で開かれたカーテンから日の光が差し込み、空調で調整された快適な温度・湿度の空間が気持ちの良い朝を演出する。照明もTVもその他の機器も、自分が「使いたい」と思ったときにはすでに自動で稼働済みだ。様々な住宅設備が、そこに暮らす人...

KMC 代表取締役社長 佐藤 声喜 氏

2010年に設立した当社(神奈川県川崎市のかながわサイエンスパーク内)はセンサーなどの機器とそれを効果的に使うためのソフトを開発し、コンサルティングも行っている。DX、IoTに関して近年引き合いが相当増えている。無線センサーを使って設備稼働...

日本無機 企画部 商品企画担当部長 三関 元 氏

製造現場を考えるうえで、今や外すことのできない重要課題となった省エネ。産業界への取り組み要求は日増しに高まっており、特に工場における消費電力の見直しは業界を問わず喫緊の課題だ。市場には省エネをうたう製品も増えているが、一方で空調フィルタの選...

ジェービーエムエンジニアリング 小谷 幸次 社長

世界で最も使われているCAD/CAMソフト「Mastercam」。その販売において世界No.1セールスを何度も受賞しているジェービーエムエンジニアリング。日本のモノづくりの競争力の源泉とでもある設計分野を下支えする同社トップに、昨今のCAD...

Aiソリューションズ 新井 郁雄 社長

各種展示会等でさまざまな工作機械メーカーなどから「提案力や技術力といった総合力がズバ抜けている」と耳にするソフトベンダー、Aiソリューションズ。5軸CAD/CAMソフト「hyperMILL(ハイパーミル)」の国内セールス首位の同社・新井郁雄...

北川鉄工所 西宮 民和 さん

NC旋盤加工において重要な役割を担うパワーチャックとジョー(生爪)。チャックには高い剛性と把握精度、堅牢性が求められ、ジョーの成形の良否はワークの仕上がりに大きな影響を与える。

スイデン 取締役 営業本部本部長 川合 雄一 氏

工場扇のパイオニア、スイデン。夏場、様々な場所でオレンジ色の送風機やスポットエアコンを目にするはずだ。創立75年目の同社だが、昨夏は野外活動に便利な可搬式エアコンをモスグリーンで展開して好評を博すなど、夏物製品の活躍の場を広げている。今年4...

グルーヴノーツ社長 最首 英裕 さん

難易度が高いとされる惣菜盛付けの自動化が経済産業省の旗振りで進められている。難しいのは仕事量・内容が変化しやすく、惣菜は形が一定でなく、力を加えると変形するためだ。3月末、マックスバリュ東海(静岡県浜松市)に導入されたのはポテトサラダのよう...

キャプテンインダストリーズ 代表取締役社長 山下 宏 氏

「世界の一流商品に賭ける機械の専門商社」と自負するキャプテンインダストリーズ。創業からもうすぐ48年を迎えるいま、エンジニアリング会社の顔を見せ始めた。蓄積したノウハウで先月開発したというソフトはどんなものなのか。

キャドマック 事業推進部企画課 課長 渡邉 光行 氏

キャドマック 事業推進部企画課 課長 渡邉 光行 氏 四半世紀以上にわたりシートメタル用CAD/CAMソフトの開発・販売・メンテナンスに特化してきたキャドマック。ユーザー数は2500社以上、納入数はおよそ5000シートに及ぶ。4月に販...

オイルミスト吸着捕捉装置、売上4倍に

コンプレッサーのドレン排出器やドレンの油水分装置などのほか窒素ガス発生装置、除菌フィルターなどを製品化してきたフクハラ。特許を多く取得する開発型企業だ。昨年5月に創立50周年を迎え、提案の幅を増している。

5軸加工の工程設計からプログラム作成まで自動化

月平均4千種類に上るアルミ部品の試作加工に対応してきたHILLTOPが自動化プログラミングサービス「COMlogiQ」を今年から開始した。加工データベースとAI(LIGHTzと共同開発)を組み合わせることで、5軸加工のプログラム作成と段取り...

3Dプリンタの可能性を拡げる「CADデータ」の最適化

3DCAD「ソリッドワークス」の一次代理店として、また3Dプリンタ黎明期から販売事業を手掛けるテクノソリューションズ。数多くの製造現場へ3Dプリンタを納入してきた同社・野中博文本部長に昨今、3Dプリンタへ寄せられるニーズを伺った。

幅広いオプションで付加価値高める

遠州(静岡県西部地方)に本社を構えるエンシュウは工作機械、レーザー加工機、自動車部品の受託加工と多様な事業をもつ稀有なメーカーだ。搬送装置を含めた自動生産システムは簡単に、省スペースに、省エネで導入できるのがウリで、様々なオプションで拡張性...

NCプログラムを自動生成、切削の完全自動化へ  

金沢市に本社を置くアルム。祖業は自動化設備やソフトウェアのODM開発だが、2021年にAIを用いて3DCADデータからNCプログラムを自動生成するソフトウェア「ARUMCODE1」を上市し、注目を集めた。しかし同社が目指すのは「切削加工の完...

顧客との直接対話を最重要視

新日本工機 代表取締役社長 兼 COO 中西 章 氏 門形機に代表される大型加工機を強みとする新日本工機。自動車、航空機、重工業、半導体など、各業界で求められるカスタマイズに対応することで受注を獲得してきている。中西社長はそれぞれの...

「モノ売り」から「コト売り」へ、循環するビジネスを目指す

三菱マテリアル 加工事業カンパニープレジデント 執行役常務 田中 徹也 氏 三菱マテリアルはソリッドエンドミルからドリル、肩削り・正面削りカッタ、インサートと幅広いラインナップをもつ。鋼旋削加工では強みのコーティング技術で連続から断続...

最終研削工程を自動化

研削盤と半導体製造装置を製造販売する岡本工作機械製作所は昨年来、絶好調だ。中国や北米で研削盤の販売を伸ばしており、難しいとされる最終加工工程の自動化に様々な機能を付加することで挑んでいる。

モノとしての工作機械、コトとの合わせワザが必要

今年は4年ぶりのリアルJIMTOFイヤーとなる。日本工作機械工業会がまとめる月間工作機械受注はこの半年間、1400億円前後で推移し(1千億円超は1月分までで12カ月連続)、絶好のタイミングでの開催となりそうだ。この好調はいつまで続くのか。死...

限られたユーザーに質の高いサービスを

1970年代にマシニングセンタ(MC)を製品化し、世界でも先行したキタムラ機械は2003年、大量生産ではなく、自動化と使いやすさを重視した付加価値の高い機械・サービスを限られたユーザーに提供する方針に切り替えた。老舗メーカーとしての考え方を...