インタビュー一覧

アルム、クラウドサービス「ARUM Factory365」公開

金沢市に本社を置くアルムは2021年、AIを用いて3DCADデータからNCプログラムを自動生成する「ARUMCODE1」で注目を集めた。23年7月には月額定額制クラウドサービス「ARUM Factory365」をリリース。自社で蓄積した独自...

丸山製作所 国内営業本部 特販部 UFB課 大内 努 さん

毛穴の汚れまで落とすシャワーヘッドで、一躍有名になったウルトラファインバブル(超微細気泡・以下UFB)。一度は聞いたことがあるだろう。日本が研究や産業化で先行しており、洗浄や農業など様々な分野で活用が進む期待の技術だ。

元キリンビール副社長 田村 潤 さん

「みなさんの会社がみなさんの会社らしくないと言われたら危機です」

長谷川工業 長谷川 義高 副社長

はしご、脚立のパイオニアメーカー・長谷川工業が7月5日、満を持して上市するのが伸縮脚立「シャガマン」。ネーミングの通り、しゃがむことなく脚部の伸縮を可能にした製品の開発の背景を、同社・長谷川義高副社長と技術部・田中良和部長に聞いた。

加藤電機 代表取締役社長 加藤 学 氏

4月から送迎用バス等への置き去り防止安全装置の装備が義務化されている。補助金が用意されていることもあり、夏の本格化を前に装置の設置が進んでいる。ここでは、全国自動車用品工業会を代表して国土交通省主管の置き去り防止を支援するワーキンググループ...

MSTコーポレーション、新提案「ミルボア」

MSTコーポレーションは2月21日発売の、ボーリング加工の新ソリューション「焼ばめホルダスリムライン『ミルボア』の普及に注力する。ボーリングヘッドでの加工には「人による寸法調整が必要」、「加工径ごとにボーリングヘッドが必要」などの諸課題があ...

タカラスタンダード 代表取締役社長 渡辺 岳夫 氏 

「昨年度の売り上げは過去最高にすることができた。新築市場、リフォーム市場ともまずまず堅調だった背景があるが、業界(キッチン・バス工業会)を上回る水準で出荷を伸ばせた」とタカラスタンダードの渡辺岳夫社長は、売上高2274億円(前期比7.5%増...

ナンシン機工 代表取締役会長 竹澤 薫 氏

生産財販売のナンシン機工(長野県茅野市)が4月、創業60周年を迎えた。野村ダイカスト工業所の商事部門が工作機械および機械工具類の仕入・販売業務を始めたのが発端。長野県内でトップクラスの取扱い製品数を誇り、関東・中部エリアもカバーする。近年は...

育良精機 工具事業部 廣澤 道夫 副事業部長

――近頃の市況感を教えてください。 コロナ禍で止まっていた建築向け需要が感染対策の緩和に伴って活発になってきています。首都圏や大阪だけでなく、札幌、九州など全国的に都市開発が実施・計画されており、実際にインフラ向けの工事が増えてきています...

TONE 執行役員 営業本部 営業業務部 部長 高橋 裕和 氏

――近頃の景況感について教えてください。 建築向け需要が増加しています。鉄骨のボルト締結に使われるコードレスシヤーレンチは昨年度、一昨年度に比べて大幅な伸び率となっています。鉄骨のボルト締結には基本仮締め機と本締め機が必要ですが、両方をコ...

パナソニック エレクトリックワークス社 パワーツールSBU 企画部 市場開発課 課長 林 徹也 氏

組立(Assembly)のロスをゼロにする――この思いが込められた工場の組立作業向け電動工具の新シリーズ「Azeloss(アゼロス)」が今年7・8月に発売される。誰でも安定した品質を担保できるよう、作業者をアシストする機能を搭載。トレーサビ...

オリオン機械 産機営業本部 機器営業部 精密空調機器チームリーダー 樋口 陽一 氏

太平洋高気圧の影響で日本の夏は多湿だ。熱中症の危険度を判断する暑さ指数(WBGT)は湿度の影響が7割を占め、実は湿度の対処こそ効率的な暑さ対策のカギを握る。また部屋を閉め切りがちな夏こそ、換気にも気を配りたいところだ。オリオン機械の外気処理...

ダイヘン 溶接・接合事業部 新接合・加工技術企画部 小野 貢平 部長

世界の溶接業界をリードしてきたダイヘンが昨年11月、超ハイテン材等「難接合素材」において、強度などの素材特性を確保したまま接合できる新技術「コールドスポットジョイニング(CSJ)」を大阪大学と産学連携で開発した。EVシフトに伴う車体軽量化を...

オーエスジー デザインセンター開発グループ 穴開け開発チーム エンジニア 小野 桂太 氏

自動車では約3千本、航空機で約1万本のねじが組み込まれている。激しい振動でボルトが緩まないように、ねじ穴加工には高品質で高性能なタップが使われている。そのねじ切り工具における世界シェア3割強を誇るオーエスジーが、盛上げタップを新たに開発。こ...

パナソニック コネクト 熱加工システム事業総括 池谷 啓司 氏

パナソニックの持株会社制に伴う組織編成により、昨年4月に「パナソニック コネクト」として発足したプロセスオートメーション事業部、熱加工システム。今年2月には約12年ぶりに溶接ロボットコントローラーをリニューアルした。これまでも世界初のトラン...

日進工具 代表取締役社長 後藤 弘治 氏

刃径6ミリ以下の超硬小径工具市場での高いシェアを誇る日進工具。「『つくる』の先をつくる」をブランドステートメントに掲げ、ユーザーが求める数歩先の製品を常に出し続けることで、精密・微細加工のマーケットを切り拓いてきた。後藤弘治社長に同社の現況...

赤松電機製作所 代表取締役社長 赤松 竜太郎 氏

モーターを扱う事業として、大正14年に創業した赤松電機製作所。モーターを利用した送風機事業を時代や産業の変化に合わせて進化させ、現在はミストコレクターを中心とした環境改善機器メーカーへと発展。社名に引けを取らない認知度を誇る「ONIKAZE...

東亜精機工業 代表取締役社長 十時 理祐 氏

2025年に100周年を迎える「治具」のトップメーカー・東亜精機工業。オーダーメイドで「世界でたった一台の機械」である治具をつくるには先ず人づくりから、が方針だ。「治具づくり全般を見わたすことができ、なおかつ一芸に秀でている」人材の育成を目...

日東工器 取締役 専務執行役員 管理統轄(IR担当) 森 憲司 氏

迅速流体継手「カプラ」で知られる日東工器。国内では圧倒的な販売シェアをもつが、近年はロボットと組み合わせられる自動機対応エア工具に力を入れている。また、新エネルギーとして期待されている水素関連事業にも取り組んでいる。

牧野フライス精機 取締役社長 清水 大介 氏

ロングセラーの万能工具研削盤C-40(1968年発売、累計生産1万3千台超)をつくり続ける一方、10軸制御機(82年)や内蔵型マイクロビジョンシステム(JIMTOF2020で発表)など世界初の技術を披露してきた牧野フライス精機。近年は人手を...

THK 取締役 専務執行役員 産業機器統括本部長 寺町 崇史 氏

LMガイドやボールねじ、電動アクチュエータだけでなく近年はテープレスAGV(無人搬送車)やロボットハンドなども手がけるTHK。同社が始めたIoTサービスは既存の機械設備を生かすという考えが根っこにある。2017年に竣工した真新しい本社ビルで...

オムニヨシダ 代表取締役社長 日野 真二郎 氏

国内ではじめてパレット垂直搬送機としての認定許可を取得したオムニヨシダ。マテハンメーカーの草分け的存在として知られる同社の経営のバトンは、昨年4月に日野真二郎社長へと受け継がれた。開発から約50年を迎える主力の垂直搬送機に加え、近年ではロボ...

ムラキ 代表取締役社長 山本 信司 氏

50年ほど前から超硬バーを手がけるムラキ。「MRA超硬バー」はシェア1位を誇るが、そこには「ニッチを極める」という同社の信念がある。その武器を生かして近年注力しているのが、マシニングやロボットなどの自動機向け製品の開発だ。1月には自動機用の...

ブラザー工業 常務執行役員 マシナリー事業統括  星 真 氏

堅調な売り上げを記録しているブラザー工業の30番MC。従来、40番MCで行っていた加工を置換可能で、工程集約や自動化にも対応するなど機能の充実と豊富なラインアップが国内外を問わず好評を博している。同社マシナリー事業トップの星真常務が直近のセ...