インタビュー一覧

ダイヘン 取締役 専務執行役員 森本 慶樹 氏

昨年、アーク溶接用途に向く「業界初」の協働ロボットを市場投入したダイヘン。溶接メカトロ事業(旧セグメント名)の国内販売子会社であるダイヘンテクノサポートの吸収合併や、ドイツの大手溶接機メーカー・ローヒ社の買収など、組織再編や欧州市場の販売網...

タケダ機械 代表取締役社長 竹田 雄一 氏

建設現場の状況が深刻すぎてなかなか見えづらいが、鋼材加工の現場にも人手不足の波が押し寄せている。重く長い形鋼を人力で扱うのは無理があり、だからこそ段取りを自動化したいというニーズには切実なものがあるのだ。中小形鋼加工機を得意とするタケダ機械...

中村留精密工業 中村 匠吾 社長

中村留精密工業の開発スピードが緩まない。近年は機械・ソフト・周辺機器の全領域で新技術を立て続けにリリース。その象徴が先般閉幕したMECT2023で、発売から1年足らずの工作機械を3台ブースに並べてみせた。うち1台「WY-100V」はフラッグ...

宮川工業 取締役 営業部長 藤井 崇 氏

橋梁に使われる巨大で丈夫な鋼板に、超硬ドリルの専用機で難なく孔をあける。あるいは橋梁や造船で使われる鋼材を、自走式のR面取り機で自走面取りする。「多軸の宮川」の代名詞で知られる宮川工業だが、実はこうした橋梁や造船に特化した鋼材加工機のニッチ...

フジ産業 営業部 部長 池田 智之 氏

オーダーメイドの長尺加工機を手がけるフジ産業。アルミ加工のイメージが強いが、実は鋼材加工を得意とする高トルク仕様のマシンも強い分野だ。高い価格競争力とエンドミルまで自作してしまう対応力がユーザーニーズを捉え、今や鉄向けの機械がアルミに次ぐ柱...

Okamoto(THAI)CO., LTD. 取締役 プロダクションマネジメントセクション ゼネラルマネージャー 櫻井 英之 氏

研削盤メーカーのパイオニアである岡本工作機械製作所。モノづくり業界を支える高品質・高精度な研削盤を生み出してきた。1986年に設立したタイ・アユタヤのOkamoto(THAI)CO., LTD.では月産1800㌧もの生産能力を誇る鋳物工場で...

シチズンマシナリーアジア(CITIZEN MACHINERY ASIA CO., LTD.) 取締役 シニアゼネラルマネージャー 丸山 努 氏

CNC自動旋盤のシェア世界1位のシチズンマシナリーは、日本本社のほかに、中国・タイ・フィリピン・ベトナムとアジアで4つの生産拠点をもつ。中でもタイ・バンコク北東部のアユタヤに位置するシチズンマシナリーアジア(CMA)は主軸台移動型自動盤シン...

三井精機工業 営業本部 産機営業部 中村 圭祐 次長

昨今のコンプレッサに求められる基本性能は「省エネ」と「環境対応」。そのいずれにおいて高いレベルで実現しているのが三井精機工業のコンプレッサ。「精度の三井」として名を馳せる同社のモノづくり技術が詰まったコンプレッサと、周辺機器による最新のエア...

北越工業 販売促進部 原 賀津雄 部長

いずれの生産現場においても大きな影響を及ぼしている電気代の上昇。来年はさらなる電気代の上昇も見込まれているなか、コンプレッサの置き換えや最適稼働コントロールによる省エネ提案を行っているのが北越工業。同社製品の直近の販売動向からコンプレッサ導...

タカラスタンダード 代表取締役社長 渡辺 岳夫 氏

タカラスタンダードは都市部を中心にリフォーム向け・新築向け共に売上を伸ばし、売上高は第2四半期の過去最高を更新。中高級シリーズのシステムバス「グランスパ」の拡販により増収となった。世界初となるホーロー3Dインクジェット印刷を使った新たなホー...

テスコ 内藤 剛 社長

顧客が本業に集中できるよう、店舗設備のメンテナンスを一括して請け負うテスコ(東京・三鷹市)。現在は、すかいらーくグループをはじめ、多くの飲食店を中心にサービスを展開する業界のトップランナーでもある。現在も順調な成長曲線を描き続ける同社・内藤...

髙丸工業 代表取締役社長 髙丸 正 氏

髙丸工業は1978年からロボットに軸足を置いてきた老舗のロボットSIerでロボット導入実証事業(SIerの採択件数、平成27年、28年、29年度)全国一位となる。採択全てが多品種少量生産の中小企業だ。髙丸正社長に中小企業のロボット導入につい...

スーパーツール 技術開発部 阪本良太 係長/永屋貴之 主任

鋼材用吊クランプから治工具、作業工具まで幅広く手掛けるスーパーツール。とりわけラチェットレンチは年間数万本規模を国内外で供給するなど、強いシェアを持つ。

芝浦機械 制御カンパニー 矢部 幸次 プロジェクトリーダー

----各社から様々な協働ロボットが提案されていますが、貴社は協働ロボット市場の現況をどう捉えていますか。 労働人口の低下が世界的に問題視されるなか、業種に関わらず長期的な経済成長を持続的に続けていくためには、より生産性を高めていく必要が...

eve autonomy 代表取締役CEO 星野 亮介 氏/ヤマハ発動機 ロボティクス事業部 営業統括部 FA営業部長 畔田. 慎治

μ台の精度が求められる搬送から工場建屋間の屋外搬送までをロボティクスでつなぐヤマハ発動機グループ。出展内容やテーマについてヤマハ発動機・ロボティクス事業部 営業統括部 FA営業部長の畔田(くろだ)慎治氏とeve autonomy・代表取締役...

ベッセル 企画部 長田 吉生 氏

ベッセルは今年4月、「ワイヤーストリッパーねじカッター付No.3500E-5」を発売。電気自動車の充電設備やIHクッキングヒーターなどの電流量が大きい機器が家庭向けに普及し始め、許容電流の大きな芯線φ2.6㍉/公称断面積5.5平方㍉などの電...

オーエッチ工業 取締役 林 敬二 開発部長

「ここ数年の新製品のなかでダントツの売上げ」というオーエッチ工業の「足場屋ハンマー」。発売から2年半が経った今も変わらず売れ行きは好調だという。 高所作業向けの足場屋ハンマーの大きな特長は、手元を見ずに腰のカラビナにハンマーの脱着が可能な...

コロナ 常務執行役 上席執行役員 営業本部長 塩田 清貴 氏

今年の市場は、経済活動の再開や戦争の長期化、異常気象など複合的な要因が折り重なり読みにくい。そうした中でも節約・節電には生活者の関心が向いていることは間違いない。暖房機器の省エネ化に長年取り組んできたコロナは、今年から石油ファンヒーター全機...

NKE 代表取締役社長 中村 道一 氏

NKEはエアチャック、コンベヤ、省配線機器ユニラインなどの設備機器単体の製造・販売だけでなく、特注品対応や、豊富な自社商品の組み合わせによるモジュールの提案などで自動化や作業負担の軽減をサポートしている。さらに機械に置き換えられない人間の作...

オークマ 執行役員 営業本部 本部長 小田 義則 氏

――MECTの季節になりました。前回展から約2年、ユーザーニーズに肌で感じる変化はありますか。   「脱炭素に対するお客様の本気度が違ってきましたね。2年前は皆さん、何から手を付けるべきかまだ手探りでした。今は大手企業からサプライヤーへ具...

ヤマザキマザック 取締役 常務執行役員 営業CS本部 本部長 山崎 真嗣 氏

――国内の景況感は。  「いわゆる調整局面で、一進一退の状況にあります。EV部品は現状、中国やタイなど日本を除くアジア地域が需要の中心地です。ただ、このところ落ち着いている半導体産業は今後の需要増加が見込まれます。お客様も今はその波を待ち...

MSTコーポレーション 代表取締役社長 溝口 春機 氏

日本のツールホルダメーカーでは創業86年と最も長い歴史があるMSTコーポレーション。焼ばめホルダスリムラインのほか、1チャッキングでワークの側面を連続で加工できる「アングルヘッドハーフ」や5軸加工に最適なワーククランプ治具システム「スマート...

日研工作所 代表取締役社長 長濱 明治 氏

日研工作所はユーザーの自動化や効率化を全力で支援する。"道具屋"を自認しユーザーニーズを重視する同社にとって、あらゆる業種の現場が直面する人手不足は、目下最優先で取り組むべき課題だからだ。工作機械を加工の主役とするならば、まさに名脇役。「小...

フジ産業 京都営業所 所長 橋本 一志 氏

オーダーメイドの長尺加工機を手がけるフジ産業が好調だ。主力のアルミ以外にも、鋼材や樹脂などあらゆる産業の長尺ワークの軽切削に機械を提案。価格と対応力を武器に、景気の浮き沈みをものともしない独自の成長路線を確立している。「高精度だけが加工じゃ...