インタビュー一覧

シャープ Smart Appliances & Solution 事業本部 要素技術開発部 課長 公文 ゆい さん

自然界の動植物の構造や行動を手本に製品を作る「生体模倣」。その着想の面白さから話題を集めることも多いが、取り組みの多くが一過性で終わってしまう印象もある。シャープは2008年に「ネイチャーテクノロジー」と銘打って取り組み始めて以降、15年以...

山善 深圳 吉倉 雄二 現法長

機械工具商社「山善」の海外子会社「山善(深圳)貿易有限公司(山善深圳)」は9月24日、福建省化油器(キャブレター)工業協会、福建省福鼎職業中等専門学校と提携し「産教融合技術交流センター」を設立した。吉倉雄二現法長に話を聞いた。

カロッツェリア・カワイ 代表取締役 川合 辰弥 氏/山善 家庭機器事業部 商品企画1部 課長(取材当時)川邊 一馬 氏

山善が9月中旬より販売している「ワイドレンジカーボンヒーターShareheats(シェアヒート)」は、ヒーター管が複数並んだデザインが特徴的。左右の管が独立的に角度調整できるため、従来の首振り機能ではできなかったワイド空間を「常時」暖めるこ...

サトー  国内営業本部 担当部長(RFID販売担当) 山本 弘志 氏

電波でタグ内の情報を読み書きするRFIDが物品管理に有効なのは周知の通り。ただ苦手な被着体があるのも事実で、その筆頭はこれまで金属と液体だった。サトーはこのほど液体入り容器に貼り付けられる新たなRFIDタグを開発。すでに展開する金属向けRF...

柳瀬 代表取締役社長 柳瀬 孝之 氏

幅広い研磨材を扱い、研磨の自動化にも力を入れる柳瀬。「研磨材が摩耗し圧力を保持できない」という研磨の自動化における課題をFERROBOTICS製の圧力を自動制御するハンドで解決、実績を増やしている。来夏は東大阪にロボットショールームを持つ大...

住友電工 執行役員ハードメタル事業部長 木村 寿良 氏

住友電気工業(住友電工)は世界トップレベルの素材開発力を誇り切削工具でもダイヤモンドやCBN(立方晶窒化ホウ素)に次ぐ硬さを持つ「イゲタロイ」、CBNに結合材を加え超高圧高温下で焼結したCBN焼結体「スミボロン」や超微粒のダイヤモンド粒子を...

赤松電機製作所 代表取締役社長 赤松 竜太郎 氏

モーターを扱う事業として、大正14年に創業した赤松電機製作所。モーターを利用した送風機事業を時代や産業の変化に合わせて進化させ、現在はミストコレクターを中心とした環境改善機器メーカーへと発展した。来年、100周年を迎える同社・赤松竜太郎社長...

ワルタージャパン 代表取締役社長 チェティン・セルカン 氏

1927年、世界で初めて超硬工具を開発、特許取得した独・ワルター。旋削、ミーリング、穴あけ、ねじ切り加工向けなどを中心に4万5000ものアイテムを有し、高品質切削工具を世界に届けている。日本法人として2008年に設立したワルタージャパンは、...

ハイオス 代表取締役社長 戸津 勝行 氏

産業用電動ドライバーにおけるパイオニアメーカー・ハイオスの「インタトルク」が大手製造業に相次いで採用されている。インタトルクはヘキサロビュラと呼ばれる星形ネジを改良し、ドライバービットの先端部にスーパーポイントと呼ばれる突起部分を付け、ビッ...

エアバス・ジャパン コミュニケーション・ディレクター 野坂 孝博 氏

航空機産業における巨人・ボーイングを5年連続で上回る受注を獲得、世界の空におけるプレゼンスを大きく拡大しているエアバス。近年は日本企業との連携の深化や、研究開発拠点を設けるなど積極的な展開を図っている。同社日本法人の野坂孝博コミュニケーショ...

コマツ産機 代表取締役社長 長利 啓正 氏  

プレス機生産100年の節目を迎えたコマツ産機。同社の大型プレスは今も昔も、国内外の自動車工場で黙々と車体部品を打ち抜く。得意のサーボプレスはダイクッションもサーボ駆動で省エネ性が高く、これが競争力の源泉に。中・小型ではアジャイル開発した40...

デンソー 先進プロセス研究部ADM研究室次長 寺 亮之介 氏

金属AM(Additive Manufacturing、3Dプリンター)はどんな形状の部品でも作れる、という触れ込みだが日本の自動車への採用事例はごくわずかにとどまる。コストはもちろん、品質を保証するプロセスが『激ムズ』だと寺亮之介次長はい...

北川鉄工所 岡野 帝男 社長

旋盤用標準チャックで国内シェア60%を誇る北川鉄工所。パワーチャックやNC円テーブル、ロボットハンドを扱う「工作機器事業」のほか、鋳物や自動車部品の加工を手掛ける「金属素形材事業」、コンクリートプラントやタワークレーンで大きなシェアをもつ「...

豊田自動織機 生技開発センター 生技開発室 CSプロジェクトプロジェクトリーダー 兼 コンプレッサ事業部 アルミ技術部 佐藤 良輔 氏

豊田自動織機コンプレッサ事業部は年間1億個以上のダイカスト製品を製造する。金型へのアルミ付着問題や、熱マネージメントによるサイクルタイム短縮を目指しAM(Additive Manufacturing)を活用した3次元冷却金型での生産を強化し...

岡本工作機械製作所 取締役 技術開発本部長 兼 営業本部長 伊藤 暁 氏

中期経営計画「研削で価値を創造するソリューションカンパニー 500億円企業へ成長」という目標を2024年3月期に1年前倒しで達成した岡本工作機械製作所。2030年までの長期目標「世界に類のない『総合砥粒加工機メーカー』として研削盤、半導体ウ...

ファナック 代表取締役社長 山口 賢治 氏

CNC、ロボット、加工機を提供できる数少ないメーカー、ファナック。加工性能を向上させる一方で、使いやすさや技能継承、環境対応をいっそう追求する。近年は協働ロボットが加工機と連携するかたちで様々な場面で使え、存在感を高めている。

RAMPF Group Japan Machine Systems Division Manager 安永 昌史 氏

昨年12月に国内大手工作機械メーカーが内製化を発表して以降、国内でも注目を集めているミネラルキャスティング(ミネラルキャスト)。鉄不足にあった戦後ドイツで1970年代半ばに開発された樹脂と骨材を固めたポリマーコンクリートの一種だが、高い振動...

りそな銀行 小山 泰志 部長

りそなグループは大阪・関西万博に出展を目指す中小・スタートアップ企業を支援するリボーンチャレンジの実施主体として最大の39企画(45社)をサポート。ライフサイエンスやSDGS、デジタルなど4つのテーマに沿ってプロデュースし、大阪ヘルスケアパ...

ニデック 副社長執行役員 機械事業本部長 西本 達也 氏

ニデックの西本達也副社長は数々のM&Aを成約させた人物。これにより活動領域を広げる同社機械事業本部の司令塔を担う。またニデックドライブテクノロジー、ニデックマシンツール、TAKISAWAの会長を兼任する。同氏にニデックが進めるM&Aについて...

村田機械 取締役副社長 (工作機械事業部長) 村田 洋介 氏

旋盤中心の工作機械と板金加工機を手がける村田機械。工作機械は内蔵型の内製ガントリーローダーによる自動化に強く、自動車部品の量産ニーズに合致し成長してきた。だが村田洋介副社長は「我々の工作機械は量産だけではない」と語る。自動車業界の投資は軟調...

牧野フライス製作所 LASER事業部 プロジェクト管理部 シニアスペシャリスト 和田 広之 氏

マキノと聞けば金型や航空機部品の加工を思い浮かべないだろうか。ところが近年は半導体分野でも存在感を発揮している。同社が2020年11月にレーザー加工機事業に参入し、サブミクロオンオーダーの微細加工分野に進出したからだ。いま力を入れるウォータ...

オーケイエス 大神田 佐敏 社長

1935年の創業以来、切削加工の現場に対して新たなアイデアとソリューションを提供してきたオーケイエス。自動車業界をはじめ様々な量産現場で磨かれた技術力をベースに、変種変量生産にも柔軟に対応。治具を通じ、単なるカイゼンにとどまらない「収益構造...

Preferred Robotics/Vice President 高橋 浩平 氏/エンジニア 西野 環 氏

家庭内をAMRが走り、棚を運ぶ。Preferred Roboticsが昨年発売した「カチャカ」は各所で話題を呼び、日経トレンディ主催の「ヒット予測2024」にも選ばれた。これをベースに今年2月に上市した業務用AMR「カチャカプロ」も、工場や...

DrumRole 松本 隆太郎さん・牛尾 夢海さん

1994年生れ、羽生・大谷世代の松本隆太郎さんと牛尾夢海さんが2022年に立ち上げたDrumRole。今年6月、町工場に特化したクラウド型生産管理サービス「DrumRole」の提供を始めた。早稲田大学時代に知り合った二人は楽天グループと日産...