オピニオン一覧

製造業DX実現のカギ~第2回

まだまだ製造業ではデジタル化が必要にもかかわらず、アナログから脱却できていない、データの有効活用にまで至っていないケースが数多く存在する。今回は「BOM(ボム・部品表)」「BOP(ボップ・工程表)」「生産設備情報」についての簡単な解説と、デ...

二輪・四輪・OA機器業界、すべてで回復

ロックダウン中一番ひどい時期はハノイ支社でおよそ1カ月間、ホーチミン本社で2カ月間、ベトナム人社員5人ほどが代表して事務所で寝泊りするか、近所の指定のホテルに泊まるかのどちらかして事業活動を継続した。あくまで実務を担当する会計や貿易、業務管...

ロックダウン解除も完全回復はこれから

ベトナムは10月からニューノーマル(新常態)としてワクチン接種を進めることによって新型コロナの感染拡大を抑えつつ経済活動を回復させる政策を進めている。昨日(10月28日)からようやくホーチミン市で飲食店での店内飲食が解禁になった。

製造業DX実現のカギ~第1回

デジタルトランスフォーメーション(DX)の重要性が言及され始めて数年が経過しようとしている。また、製造業においてもDXへの期待が高まり、多くの企業や団体でその取り組みが始まっている。

真潮流~35(最終回)

今回で、本連載を終了することになった。約1年半の連載であったが、コロナウィルス感染の第1波が終わった頃に開始し、第5波の終息というタイミングで最終回を迎えることになった。振り返ると「工作機械」「ものづくり」「教育・啓蒙」「一般社会(コロナウ...

真潮流~34

筆者は定年退職後、大学での講義、学会や工業会での基礎講座、企業での技術者研修などで工作機械の講義をさせて頂いている。これら講義における受講者の反応からは、ものづくり関連の基礎専門科目の教育が十分に行なわれていないと感じる事が多い。

高硬度材料に最適な加工法の動向について

切削加工における工具と被削材の硬さの関係は、経験的に加工する材料の約2倍以上の硬さを工具は持っている必要があるとされている。したがって、高硬度材料の加工には自ずと使用可能な工具材料が限定されるという制約を持つこととなる。硬質工具材料としては...

真潮流~33

今年、国内最大級の工作機械関連展示会MECT2021が、いよいよ10月20日から名古屋で始まる。昨年はコロナ禍のためIMTS、JIMTOFなどの大きな国際展示会が対面で開催されなかったことから、久しぶりに対面で見学できる大きな展示会となる。

真潮流~32

「摩擦」というと、貿易摩擦、自動車摩擦、最近ではハイテク摩擦などの国家間における摩擦や人間同士の摩擦など、あまり良いイメージは無い。

真潮流~31

早、半年前になるが、コロナ禍で3月2日から4日にかけてGrinding Technology Japan 2021(研削加工技術と工具製造技術展)が幕張メッセにて開催された。

いま求められる物流改善

2020年度は、新型コロナウイルス感染拡大による巣ごもり需要でインターネット通販市場が拡大し、宅配便の取扱個数は前年度比11.9%も増加し、48億3647万個となった。

米中対立の行方と日本の外交

冷戦終結からわずか30年しか経っていないのに、米中の「新冷戦」が始まろうとしている。目下の米中対立が「新冷戦」ではないとの指摘も少なくないが、両者による覇権争いの基本的構図を考察すれば、明らかに「新冷戦」の入り口に差し掛かっている。

新潮流~30

最新のIoT対応の工作機械には各種センサが組込まれ、これらセンサ信号を高度なCNC装置に取り込み、デジタル処理を行なうことにより工作機械の見える化が進められている。

真潮流~29

日本は標準化が苦手とされ、「世界標準で主導権を握れない、標準化で世界に遅れを取っている」などとよく聞く。工作機械産業関連分野でも状況は同じで、課題の1つと感じている。

真潮流~28

筆者は1989年のEMOを視察したのを皮切りに、その後何回か事情により抜けもあるが、1995年からは世界の3大国際工作機械見本市を連続して視察してきた。その度に欧米の独創的な工作機械を見ては、感心している。ここでは、何故日本からはこのような...

バリ取りの要諦は現状分析

バリ取り研究の第一人者である関西大学の北嶋弘一名誉教授は、エッジ品質の重要性を訴えてきた。最適な除去方法を考えるにも、評価する基準がなければ判断できず、妥協点を見出せないからだ。「モノが壊れるのはエッジから」「バリは必ず発生する」と、バリと...

オフィス環境とホワイトカラーの生産性、関係は?

テレワークの普及に伴い、オフィスワーカーの働き方が急速に変化している。オフィス環境を見直す企業も増えているが、その際に気になるのが働き手の生産性に与える影響。オフィス環境とホワイトカラーの生産性にはどのような関係性があるのか。オフィスの生産...

真潮流~27

現在、デジタル化技術とIoTを活用した、製造現場の見える化が鋭意進められている。

次世代自動車と日本のモノづくり

■ポストコロナで加速化するCASE革命

働き方改革に必要な考え方と戦略

新型コロナウイルスの蔓延によって、日本企業は弱点を露呈し、企業と労働者双方の視点から「働き方改革」の推進が待ったなしで迫られるようになった。

真潮流~26

最近のコロナ感染対策の様子を見ていると、日本は、世界に学ばなくなったように感じる。昨年の1月以降、コロナ感染対策がうまくいっている国々を参考にしながら、日本独自の方法がいくつ実施されたであろうか。

真潮流~25

ある日、タクシに乗って、行き先を伝えると、運転手が、希望のルートがあるかと聞いてきた。