オピニオン一覧

真潮流~24

世の中、デジタル化時代で、デジタルが万能であるような錯覚に襲われる。そこで、製造現場のデジタル化がどのようなプロセスで実現され、現場の課題解決がなされているかについて整理してみた。

真潮流~23

最近、電子メールのお陰で容易にコミュニケーションが取れるようになり、筆無精の筆者にとっては、とても有り難く感じている。以前は、何かして頂いても、筆無精のため、なかなかお礼状を出せずに、失礼することが多かった。

真潮流~22

ここ数年、「物(モノ)づくり」から「事(コト)づくり」への変革が叫ばれている。 日本は、モノをつくることに一生懸命になり、コト(サービスなどの付加価値)づくりを忘れているとの指摘だ

真潮流~21

SDGsという用語が、社会的にも一般的になり、地球規模での持続可能性の実現に向けての各種取組みが進められている。その中で、掲げられている17の目標をみるとものづくりに関連する事項と、ものづくりが果たすべき役割が多いと感じる。そのためには、も...

真潮流~20

工作機械は、機械を作る機械とされ、すべての機械の生みの親であり、母なる機械、マザーマシンとも呼ばれている。工作機械自身も機械であるので、自分自身も作れることから、正しくマザーマシンと言える。したがって工作機械は、全ての産業の基盤であるとされ...

真潮流~19

工作機械は、自分の持っている特性を加工される工作物に転写することを基本的な原理として、繰り返し同じ精度の製品を作り出すことを可能にしている。これは、母親の遺伝子が子供に伝えられることに類似していることから、工作機械分野では、このことを「母性...

研削加工の最新技術トレンド

JIMTOF2020 Onlineで見ることができた研削加工関連の技術トレンドとしては、図に示すような6つの技術指標と先進的な研削盤設計技術を挙げることができる。

RCEPでどう変わる? アジア通商戦略

RCEPにより日本企業のアジア通商戦略がどう変わるのだろうか。そして、RCEPの中心にASEANが据えられた意義とは?  JETRO時代から日系企業のビジネス円滑化を最前線で支え、実務・通商外交の両面での事情に精通している国士舘大学の助川成...

真潮流~18

最近、ある雑誌社より今後の工作機器のあり方についてインタビューを受けた。

コロナ後のニューノーマルを共に考えよう~10

コロナ禍がここまで続くとは発生当初、誰も予想できなかった。

国難の今こそ本当の意味での危機管理を

変異を続ける新型コロナウイルスが、世界中で猛威を振るっている。元来災害の多い日本にとっては、南海トラフ地震や大規模水害などのリスクに加え新たな脅威が持ち上がった形だ。それらの国難を迎え撃つためには何が必要か。危機管理に精通する、人と防災未来...

アフターコロナの都市の姿

人類は、ある空間に人や機能を密集させる「都市という技術」を生み出し、事業効率を高めたり多様な娯楽を楽しむなどの豊かな生活を享受してきた。この大都市集中の流れに、COVID-19のパンデミックが、どんな変化をもたらすのだろうか。

三品業界の自動化・デジタル化

三品業界の人手不足、急激な需給変動、市場構造の変化など多くの課題を解決する手段として、「自動化」「デジタル化」は業界内の大きな課題でもある。そこで製造業における自動化を数多く手掛けるFAプロダクツ・貴田義和社長が、実際の導入事例を交えて三品...

2024年よりも早い段階で需要回復か

-IATA(国際航空運送協会)は、世界の航空需要が新型コロナウイルス感染症の影響を受ける前の水準(2019年)に戻るのは2024年頃になるとの予測を発表しています。

本命は明らかにハイブリッド車

-日本で電動車の本命は何だと思いますか。

真潮流~17

最近はIoT、AI、3Dプリンタ(3D積層造形)など、著者の専門分野外の新しい技術が進展している。その内容を「言葉の定義だけではなく、もう少し基礎的なことから勉強したい」と思うことが多い。書店に出向き、それらに関する入門書を探すのだが、なか...

中小製造業のDX推進、未来への新たなチャンス

我々人類は、ワクチン・治療薬が開発されるまで、COVID-19と共存せざるを得ない。しかも最近のウイルスの変異は早く、かつ急速に強力になりつつある。今後も更に強力なウイルスが登場する可能性を踏まえれば、備えの必要性は明らかだ。世界中の企業が...

2021年の最重要ニュースは何か?

2021年の経済を動かす大きなニュースは何だろうか。まずはワクチン接種だ。感染収束に成功すれば、その後の東京五輪が感染収束を海外にアピールする効果が見込める。それを前提にすれば、菅首相は任期延長を果たし、コロナ後の新しい成長戦略を追加するこ...

DX格差が拡大する日本市場

「日本はDX(デジタルトランスフォーメーション)の格差が拡大している」

真潮流~16

新年を迎え、令和3年という新たな歴史を刻み始めるに当たって、改めて歴史について考えてみた。弊博物館では、著者が着任して以来、平成時代など直近の工作機械技術を振り返る企画を実施してきている。

コロナ禍後のニュー・ノーマルを共に考えよう-9

今、世界の関心事は、いつアフターコロナが来るのかということである。

真潮流~15

最近、製造現場でのロボット活用が進み、工作機械とともに加工システムを構成し、各種作業を行ない、自動化、無人化に貢献している。

真潮流~14

専門の雑誌社や新聞社から記事の執筆依頼をお受けするが、原稿の校正段階で、用語の表記を変えられてしまうことが多く、困っている。「元に戻したい」とお願いをすると、「業界のルールになっているので、このままにしたい」とのお返事で閉口することがある。

真潮流〜8

工作機械の性能を高めるには、静特性(静剛性)、動特性(動剛性)、熱特性、運動特性をより良いものにすることが求められる。したがって、工作機械はどの様な静的な負荷が掛かっても許容の変位を越えないように、どの様な振動的な負荷が掛かっても許容の振動...