26年半導体市場9割増の1兆5000億超へ
- 投稿日時
- 2026/06/18 08:00
- 更新日時
- 2026/06/18 08:00
世界半導体市場統計(WSTS)は6月2日、2026年春季半導体市場予測を公表した。2026年の世界半導体市場規模は前年比89.9%増の1兆5112億4800万ドルと、2年連続で大幅成長する見通しを示した。前回予測(2025年12月2日発表)から5300億ドル以上の上方修正となった。
成長の主役はメモリーで、前年比249.5%増と突出した伸びを予測した。大手IT企業によるデータセンター投資が引き続き活発で、AIサーバー向けメモリーやGPUを含むロジック(同37.3%増)が市場をけん引する。汎用サーバーのアップグレードサイクルも重なり、マイクロ(MPU等)も同19.8%増を見込む。一方でスマートフォンなど個人向け電子機器は低調にとどまる見通し。
地域別ではアメリカが同112.0%増と最大の伸びを示し、アジア太平洋が同87.4%増で続く。日本市場はドルベースで同27.6%増の570億5000万ドル、円換算では同33.9%増の8兆9626億円と予測した(1ドル=157.1円換算)。
27年もAI関連投資の継続や自動車・産業用途が下支えするとし、世界全体で前年比26.6%増の1兆9136億8300万ドルへの成長を見込む。
(2026年6月12日MonoQue掲載)