1. トップページ
  2. ニュース
  3. アジア向け工作機械の受注、歴代最高に

アジア向け工作機械の受注、歴代最高に

投稿日時
2026/05/22 09:00
更新日時
2026/05/22 09:00

電気・精密向けが急伸

日本の工作機械の外需が大幅に増えた。国際情勢の不透明感が拭えない状況にあるが、アジアで投資が持続しているためだ。

(一社)日本工作機械工業会が428日発表した3月の工作機械受注額は前年同月比28.0%増(前月比は31.8%増)の19347千万円とこれまでの最高額(20183月の1828億円)を更新。8年ぶりに記録を塗り替えた。引っ張るのは7割超を占める外需で1430億円だった。これも過去最高額(2512月の1187億円)を更新。外需の過半を占めるのはアジア向け。なかでもけん引役は中国向けで、前年比で24カ月続けて増加している。

3月の外需は主要4業種である一般機械(前年同月比24.1%増)、電気・精密(65.8%増)、自動車(16.7%増)、航空・造船・輸送用機械向け(29.8%増)がいずれも大きく伸長した。長らく3番手につけていた電気・精密向けの伸びが際立つ。アジアでの電気・精密向けの226億円は自動車向け(199億円)をポンと飛び越え、一般機械向け(233億円)に迫る勢いだ。半導体・データセンター投資との関連が窺い知れる。



(日本物流新聞2026515日号掲載)