京セラインダストリアルツールズ、軽量ベベラーなど造船向け電動工具拡充
- 投稿日時
- 2026/08/04 09:00
- 更新日時
- 2026/08/04 09:00
1.7kgの軽量設計
京セラインダストリアルツールズは、「第38回ものづくりワールド東京」(7月1~3日、東京ビッグサイト)において、今年発売予定のベベラー「LBV1030R」を初披露した。工具本体から制御回路などを切り離して専用コントローラーに集約した次世代電動工具「リンクコントロールシリーズ(Lシリーズ)」にラインナップを追加する。
Lシリーズは「コントローラー」「ケーブル」「工具」の独自の3ユニット構造により、工具部の重量を従来比最大50%軽量・コンパクト化する。LBV1030Rも、1.7キログラムという軽量設計ながら、造船分野などで求められるR3の面取り能力を誇る。最小板厚は9㍉。負荷時も安定して切削できるフィードバック制御や独自開発の高耐久チップを採用し、高い作業効率と切削性能の長寿命化を両立する。他にも、再起動防止などの安全機能も備える。
会場では実演も行った。同社 開発事業部マーケティング部マーケティング課責任者の小寺利英氏は「注力している造船分野で必須のベベラーがようやく揃った。既存のグラインダーなどと合わせ、削りから面取りまで一連の仕上げ工程をLシリーズでカバーできる。橋梁などでも同様の作業があるため、提案の幅を広げていきたい」とコメントした。
(日本物流新聞2026年7月25日号掲載)