プリファードロボ、JR東と鉄道の維持管理ロボ開発
- 投稿日時
- 2026/05/13 09:46
- 更新日時
- 2026/05/13 09:48
線路を自律走行して遠隔点検
Preferred Robotics(東京都千代田区)は、JR東日本と共同で鉄道インフラの維持管理ロボットを共同開発していることを明かした。路盤の崩壊や線路内への土砂流入などを、線路上を自律走行するロボットで遠隔点検する。すでに概念実証(POC)を2段階にわたって実施しており、今後も実用化に向けた開発を継続するという。
鉄道インフラの維持管理には多くの労力が必要だ。大雨や地震の際は係員が線路沿線を徒歩などで巡回。路盤の崩壊や線路内への土砂流入など、列車の運行に支障を及ぼす事象が発生していないかを目視で確認している。こうした作業には二次被害のおそれもあり、同社とJR東日本では遠隔点検手法の確立に向けて2024年4月にロボット開発へ着手した。
開発中のロボットは線路上を自律移動し、搭載したカメラや各種センサーの情報を基に安全に走行する。取得した映像や各種データは機体に保存しつつ、リアルタイムで係員へ送信。AI が線路周辺の支障物の検知を補助し、列車の運行に支障を及ぼす異常の有無は、事務所内など離れた場所にいる係員が最終的に判断する。
今後は実用化に向け、在来線を中心に様々な路線で走行試験が行われる予定。
(2026年5月13日MonoQue掲載)