人型ロボットの社会実装へ、山善などがデータ収集拠点を初公開
- 投稿日時
- 2026/09/15 09:00
- 更新日時
- 2026/09/15 09:00
株式会社山善
山善は8月26日、同日本格稼働したヒューマノイドロボットの学習データ収集拠点「J-HRTI関東データファクトリー」(千葉県習志野市)を報道陣に公開した。人型ロボットを産業現場で活用するため、ここで得られたフィジカルデータを継続的に更新・改良する。民間企業でつくるデータ収集センターは国内初という。
約1400平方㍍のスペースを確保し、人型ロボット35台を設置した(=写真、中国AGI BOT社製)。ロボットが行う作業はピッキングが基本だが、道具を使って細かな部品を拾いあげる作業も行っていた。
運営するのは5社の参画企業(ツムラ、ディーエムエス、芙蓉総合リース、山善。1社非公開)と事務局(INSOL-HIGH)でつくるコンソーシアム「J-HRTI(ジェイハーティ)」。26年度中に社会実装を始め、30年度には産業基盤モデル群をつくる計画にある。1年にDM3.5億通、宅配便450万個を扱うディーエムエスの山本克彦社長は「トランプカードをつまみ上げるなど人型ロボットの手先の器用さが向上している。人が張り付いている当社の専用ラインで使える可能性がある」と期待する。
(日本物流新聞2026年9月10日号掲載)