オーエスジーダイヤモンドツール、摩耗した超硬工具をダイヤ工具に
- 投稿日時
- 2026/05/20 09:00
- 更新日時
- 2026/05/20 09:00
再利用でタングステン高騰に対応
ダイヤモンド切削工具を手掛けるオーエスジーダイヤモンドツール(滋賀県高島市、青山拓磨社長)は5月1日より、摩耗した超硬インサートやバイトをダイヤモンド工具として再生させるサービスを開始した。
深刻化するタングステンなどのレアメタル価格高騰を受け、廃棄予定の工具母材を再利用することで、加工現場のコスト削減と環境負荷低減を両立させる。新品購入と比較してコストを最大30%抑制でき、超硬素材コストが上昇する中での現実的な削減案となる。また長寿命のダイヤモンド工具に生まれ変わることで寿命の数倍延伸を図る。再生にあたっては母材の健全性を事前に検査するため、精度や耐久性は新品と同等の水準を保証している。
具体的な再生例として、鏡面加工用の単結晶ダイヤモンドインサートや、切屑細断性能を付加したPCDブレーカインサートなどへのアップグレードが可能だ。顧客の加工条件に合わせて最適なダイヤモンド素材を選定・提案する。
「工具を廃棄せず循環させることで、企業のSDGSやグリーン調達、CO2削減目標への具体的な対応策として提案する」(同社)
(日本物流新聞2026年5月15日号掲載)