ユニバーサルロボット、第7世代協働ロボットや基本ソフト
- 投稿日時
- 2026/10/05 09:00
- 更新日時
- 2026/10/05 09:00
フィジカルAIに対応
自動試験装置大手の米Teradyne Robotics傘下のユニバーサルロボットは9月14日、第7世代となる協働ロボット「g-シリーズ」やそのプラットフォーム(PF)「Gen 7」などを発売した。フィジカルAI対応を前提に開発されたもので、「製造や物流をはじめとする幅広い産業分野で、AIを検証段階から実際の稼働現場へ移すために必要なソフトウェア環境と、外部機器との高い接続性を提供する」と言う。同日、米シカゴで開幕した工作機械・生産技術の国際見本市IMTSで披露し、日本では10月8・9日に東京・秋葉原で開催する「UR協働ロボットフェア」で実機展示し、操作を体験できる。
ハードウェアとPF、コントローラー、ティーチペンダントなどで構成し、山根剛・日本支社代表は「既存の相当品と同等価格に設定し、10月から出荷する」と言う。ロボットは「UR10g-1750」(10㌔グラム可搬、リーチ1750㍉メートル)、「UR17g-1300」(17㌔、1300㍉)、「UR18g-950」(18㌔、950㍉)の3機種を追加した(既存のe、UR両シリーズを合わせると3~30㌔可搬の計8機種に)。手首部にあたるツールフランジはデータ・電源・安全信号をフランジ部まで供給。そのため機器の配線がフランジ部で完結し、「外部配線なしで高出力ツールを駆動でき、(手首部の回転による)断線のリスクをなくせる」のが利点だ。
コントローラー「CB7 Core」は従来品と比べ演算性能を40%高め、設置面積を30%削減。エッジ機能を高めるため来年4月以降にはGPU(画像処理装置)を組み込む予定。ティーチペンダント「TP7 Core」は20%以上軽量化したほか、教示時にパネルを指で触れてジョイスティックのように操作できる機能を加えた。
(日本物流新聞2026年9月25日号掲載)