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LIXIL、陶器廃材を100%再資源化

投稿日時
2026/05/14 09:34
更新日時
2026/05/14 09:35

LIXILは5月7日、衛生陶器の国内主力製造拠点・榎戸工場(愛知県常滑市)で、製造工程で発生する陶器片を衛生陶器の原料として100%再資源化する技術を確立し、本格運用を開始したと発表した。

同工場ではこれまで、品質基準を満たさない廃材を粉砕して原料の一部に再利用してきたが、品質維持の観点から活用量に限界があった。年間約200㌧(大便器およそ8000台分)が自社製品に使えず、道路の路盤材や陸上競技場のトラックなど品質の低い用途に転用する「オープンループリサイクル」にとどまっていた。

今回、長年の製造知見を基に原料の配合バランスを最適化した新たな製造方法を確立した。陶器片を粉砕し、同等品質の衛生陶器原料として再び循環させる「クローズドループリサイクル」を実現したことで、廃材の全量を高品質な自社製品の原料に戻すことが可能となった。主原料である粘土・長石といった天然資源の使用抑制にもつながる。

LIXILは今後、この技術を他工場へも展開し、グループ全体での「陶器 to 陶器」の再資源化率100%達成を目指す。



(2026年5月14日MonoQue掲載)