SUS、掛川に国内3カ所目のマザー工場
- 投稿日時
- 2025/06/05 09:00
- 更新日時
- 2025/06/05 09:00

アルミプロファイル大手でロボットSIerでもあるSUS(静岡市)は2014年から進めてきた掛川事業所(延床面積約2万7千平方㍍)を静岡県掛川市に開設し、5月9日に久保田崇・掛川市長らを招いて竣工式を行った。同事業所は5月から一部稼働を始めており、今後生産を本格化させる。
同社は日本およびタイに生産拠点を構え、開発から製造、供給に至るまでを自社一貫体制で行う。2014年からタイ工場で生産してきた一部製品の製造を日本に移管する「国内生産回帰」を段階的に進めてきた。掛川事業所は国内3カ所目のマザー工場で、国内生産回帰の集大成と位置づける。主にタイから移管する機械加工品の生産を担うほか、今後Snets製品(制御・駆動機器など)の製造工程も集約する。
(日本物流新聞2025年5月25日号掲載)