シーメンス×Humanoid、工場現場にフィジカルAIを導入
- 投稿日時
- 2026/04/27 09:17
- 更新日時
- 2026/04/27 09:19
シーメンスと英国のAI・ロボティクス企業Humanoidは4月16日、NVIDIAのフィジカルAI技術を活用したヒューマノイドロボット「HMND 01 Alpha」が、ドイツ・エアランゲンのシーメンスエレクトロニクス工場で自律的なロジスティクス業務の試験運用に成功したと発表した。
試験では、運搬用コンテナ(トート)の処理能力が1時間あたり60個、稼働時間が8時間超、自律ピッキング・アンド・プレースの成功率が90%超と全目標指標を達成。人間のオペレーターに代わり、コンテナのピッキング・搬送・配置を自律的に実行した。
NVIDIAのエッジコンピューティング向けプロセッサや物理シミュレーション環境など、同社のフィジカルAIスタックを全面統合したHMND 01 Alphaは、仮想空間での設計最適化によりプロトタイプ開発期間を従来の18〜24カ月から7カ月へと短縮。シーメンスはデジタルツインや統合制御を含む Siemens Xcelerator ポートフォリオを通じ、ヒューマノイドと工場設備を連携させるオートメーション基盤を提供する。
今回の取り組みは、1月のCESで発表したシーメンスとNVIDIAの完全AI駆動型製造拠点構築に向けた戦略的パートナーシップの一環で、成果はハノーバー・メッセ2026で披露される。
(2026年4月27日MonoQue掲載)