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コンパクトながら5軸割り出し加工を実現

群を抜く変種変量生産への「対応力」

ブラザー工業株式会社のコンパクトマシニングセンタ「U500Xd1」は、SPEEDIOシリーズ初の機能として、加工室に治具エリアφ500の傾斜ロータリーテーブルを搭載。設置スペースや高生産性は従来機種同等のスペックを維持しながら、5軸の割り出し加工を可能にしました。また、収納可能な工具本数を最大28本とし、多様な加工ニーズに対応します。

昨今、自動車業界ではEV化の拡大と開発スピードの加速に伴い、設計変更に柔軟に対応できる生産体制が求められています。特に自動車部品に関しては「アルミ部品の大型化」「加工ニーズの複雑化」「生産の変動などによる変種変量生産」が進んでいます。「U500Xd1」は、こうした変化への対応力に優れた加工機となっています。