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ヤマザキマザック、160億投じ大口に研究開発拠点

投稿日時
2026/09/09 09:55
更新日時
2026/09/09 09:56
Mazak Innovation Hub 完成イメージ図

開発リードタイム短縮へ

ヤマザキマザックは2027年8月、愛知県大口町の本社近隣に研究開発拠点「Mazak Innovation Hub」を開設する。地上4階建て、延床面積は1万8200平方㍍で投資額は160億円。本社敷地内に分散していた研究・設計・試作の機能を集約し、製品およびサービスの開発スピードを早める。あわせてオープンイノベーションの推進や職場環境の整備を行い、人材確保と育成にもつなげる考えだ。

オフィスは部門間の壁がない開放的な空間とし、気軽に意見交換できるオープンミーティングエリアを設置。日常的に情報共有が生まれる環境を整え、イノベーションの創出を促す。また試作・評価エリアに隣接するオフィスには実機を一望できる大窓を設け、各部門が実機を前にアイデアを迅速に形にできるようにする。研究・設計・試作・評価エリアは現状の約1・5倍に拡大。部門間の連携を強化することで、開発期間を短縮し市場への応答性を高める。

外部研究機関やスタートアップとの連携エリアでは、フィジカルAIをはじめとする先端技術のオープンイノベーションを推進。専門性の高い人材の育成にもつなげる。

なお同拠点は海外拠点で生産する工作機械の開発・試作も担う。機能移管後、本社・大口製作所のレイアウトを再編し、既存の試作・評価エリアを生産へ転用することで増産と生産性向上を図る。

マザック02.jpg

部門間の交流を促すオフィス環境を整備



(日本物流新聞2026年9月10日号掲載)