インタビュー一覧

強みの製品力活かし日本の売上倍増へ

工作機械やロボットなどの可動部に用いられる「モーションプラスチック」を手掛けるイグス。年間160超もの新製品を世に送り出す圧倒的な開発力で、日本市場におけるシェアを拡大している。さらなる拡販に向けどういった戦略をとるのか。昨年10月に就任し...

専用機と複合加工機で商域拡大へ

2021年に複合加工機分野に参入したFUJI。従来の受注生産的なビジネスから、計画生産を取り入れたアドオン型のモノづくりへ移行するなど大胆な変革を進めている。1月には豊田事業所内に工作機械の新たなショールームも誕生。こうした様々な動きについ...

機上測定の需要「将来5~10倍もあり得ます」

金属加工の効率を前後工程含め全体で高めようとの動きが加速するなか、キーデバイスとなる「機上測定システム」が年々注目度を増している。その世界的プレーヤーであるブルーム-ノボテスト(独)の日本法人・山田亨社長は、機上測定の用途の広がりを「将来的...

コントローラーのUI高め産ロボのさらなる普及へ

モーションプランニング技術を活用したロボットコントローラーを開発し、産業用ロボットの「知能化」を可能にしたMujin。次代のユニコーン企業との呼び声も高く、旺盛な自動化需要を追い風にFA・物流分野で年々存在感を高めている。そんな同社が中長期...

RaaSモデルのAMRで日本市場を攻略

柔軟性と導入の手軽さを武器に、需要が急拡大するAMR(自律走行搬送ロボット:Autonomous Mobile Robot)。様々な企業が市場参入するが、中でも存在感を高めているのが中国 深センに本社を置くスタートアップ企業 シリウスロボテ...

RaaSが導く物流の全体最適

2019年6月、三井物産と日本GLP が共同で設立したプラスオートメーション。ソーティングロボット「t-Sort」などの物流ロボを庫内実行システム「+Hub」と合わせてRaaS(Robotics as a Service) 方式で提供し、物...

新しい価値・市場を生む年に

「十何年ぶりのこの場でたいへん力強い受注見通しを聞かせていただいた」

「グリーン」と「テーラード」を柱に

溶接機大手のダイヘンが売上高2000億円に向けて、「脱炭素社会の実現」と「現場課題の解決」に取り組む。高付加価値の新製品開発を進め、ロボットに代表されるシステム提案力を強化するべく、システムインテグレータのM&Aも視野に入れる。溶接・接合、...

新奇性生み出すには家具屋さん的発想が必要

キッチンに限らず洗面、お風呂、トイレと水回り全般に言えるが、コロナ禍でみなさん様々なことに気を使うようになった。たとえば手を頻繁に洗うようになり、洗面所だけでなく玄関先で洗う人も。家にいる時間が長くなったので家の中をよく見るようになった。ち...

シビックプライド上げる物流施設

物流の次をつくってほしい―。

TONE、売上高1.6倍に向け「4P」強化

「ボルディング・ソリューション・カンパニー」を標榜し、総合工具メーカーとして長年モノづくりの世界を支えてきたTONE。設立83年を迎える同社の経営のバトンは今年8月、7年にわたり社長を務めた松村昌造氏(現代表取締役会長)から矢野大司郎氏へと...

タケダ機械、設立50周年でイメージ刷新

今年10月、タケダ機械(石川県能美市)が設立50周年に合わせてコーポレートロゴをリニューアルした。「TAKEDA」の左に添えたマークは鋼材加工品をイメージしてデザインしたもの。社名の頭文字「T」がモチーフになっている。鋼材加工品と社名と掛け...

中村留精密工業、新商品ラッシュの背景は?

複合加工機メーカー、中村留精密工業が近年、新商品・新技術を連発している。それも機械技術、ソフトウェア技術、自動化技術それぞれの分野で業界パイオニア的な技術成果を生んでおり、異彩を放っているといえそうだ。発表の場となった展示会メカトロテックジ...

明治機械製作所、エア両軸体制の新たな展開

コンプレッサとスプレーガンの両軸体制で歩み続けてきた明治機械製作所が新たな戦略を描こうとしている。食品、医療などの用途開発に絡む情報を積極的に収集し、自社の技術と紐付けて特注品受注比率を高めるというものだ。岡山工場では以前から一部工程の自動...

社会課題を解決する企業に

脱炭素、少子高齢化、稼ぐ力の強化、技術承継など、モノづくり業界が抱える問題は山積している。解決策の一つとして産業用ロボットやデジタルデータ活用に対する需要が一層高まる。しかし、オークマの家城淳社長は今後の準備をしないと「自動化のわな」の危険...

徹底的な提案と顧客との関係強化へ

すべてがポジティブに向かっている--。サンドビックの山本雅広社長(日本法人代表)は、日本も含めた切削工具市場をそう分析する。戦略上重視するプロセスの改善に向けて、徹底的な技術提案と顧客との関係強化を担う新たな役職を設けた。

オンラインとリアルのユーザー支援を強化

切削加工機にとどまらず放電加工機、CADCAM、ロボットなどを提供する一方で昨年、レーザー加工機を上市して話題を呼んだ。今年5月には独自開発の工具・取付具・測定具・ソフトウェアなどの商品群ブランド「SMART TOOL」の販売を始めた。事業...

「トポロジー最適化」が次世代モノづくりのスタンダードに

CAD/CAMソフトを中心に3Dプリンタ、3Dスキャナなどハード、ソフト両面から最新のモノづくりを提案しているテクノソリューションズ。国内製造業から欧米の先端的な設計・製造まで幅広い知見を持つ同社・大眉博社長に、次代のモノづくりを支えるソフ...

設備は所有から共有の時代へ

工場に眠る遊休設備を、それを必要とするユーザーと「シェア」する。自前主義の根強い製造業にそんな概念を持ち込んだのが、2018年設立のSharing FACTORY(シェアリングファクトリー)だ。遊休資産の貸し借り・売買を行う製造業向けシェア...

複合加工機へ参入、攻めるは変種変量生産

旋盤を中心とした工作機械メーカーとして知られるFUJI。量産対応に適した高精度の旋盤で自動車業界のモノづくりを牽引してきた。そんな同社は今年4月、「GYROFLEX T4000」を発売し複合加工機分野に参入。参入の狙いや豊田事業所で進む生産...

時代はカーボンニュートラルへ

―脱炭素が俄かに注目を集めています。環境に優しいナビパレットを主力とされていますが、潮流の変化を肌で感じられるのでは。

ジャンルを問わない製品開発

仕上げまで一貫してやっていく----研磨材メーカー「柳瀬」の柳瀬孝之社長は強調する。ただし製品開発にあたって、研磨にこだわらず、ジャンルを問わず検討しているそう。コロナ禍の製品提案、新たな自動化メニュー、LINEによる相談窓口開設と、変革に...

「やったもの勝ち」で変化に対応

これまで当たり前だったビジネスの在り方が変化している。その速い流れに対して、生産財商社である西川産業(大阪市東淀川区)の西川正一社長は「トライアル&エラー」と「やったもの勝ち」の重要性を力説する。失敗と成功事例を積み重ねることで生き延び、さ...

トクラス、大逆転社長が描く「カイシャの未来図」

「キミ、営業経験無いなら採用は難しいよ」 約30年前、転職活動を行っていた小泉青年に、トクラスの前身であるヤマハリビングテックは事実上の「不採用」を言い渡した。