THK、山口工場でGX展開
待機電力の抑制や劣化機器の特定
2025年09月01日
待機電力の抑制や劣化機器の特定
2025年09月01日
オフィス家具の老舗イトーキは、設備機器・パブリック事業を第二の柱に据え、特に物流分野での拡大を進めている。7月には事業部独自のビジョンを公表。2026年に市場投入予定の処理性能と保管能力を両立した自動倉庫「X-NR(プロジェクトコード)」も発表した。同事業の成長戦略について、常務執行役員の中村元紀本部長と設備機器営業統括部 システム機器販売部の平本淳部長に聞いた。(以下敬称略)
「冷凍物流業界の困りごとを我々の力で解消していきたい」 そんな思いからポンプメーカー大手の荏原製作所が7月に発売したのが、マイナス120℃の超低温を実現する専用フリーザ「UDF4型」と、それに対応する蓄冷剤。
今年5月、(一社)日本物流システム機器協会(JIMH)の会長に就任した村田大介氏(村田機械社長)。会長を務めるのは2度目だが、前回(2015年5月〜2017年5月)と比べ物流とそれを支えるマテハン業界の存在感は「様変わりした」と語る。JIMHの存在感も増すなか、業界の協調に向けた取り組みを加速させたい考えだ。後半では業界の景況感と見通し、9月の国際物流総合展と26年に控える九州での姉妹展への期待も聞いた。
(一社)日本鍛圧機械工業会(代表理事会長=磯部任・アマダ会長)が8月8日発表した7月の鍛圧機械受注額(プレス系、板金系機械およびサービス・部品金型)は前年同月比14.8%減の231億1100万円と2カ月ぶりに減少した。板金系機械が5カ月ぶりのマイナスとなり、これまで比較的堅調だった内需の落ち込みが作用した。工業会は「7月は展示会(MF-TOKYO)もあり、国内の営業活動に影響があったものと推察され、以降の商談刈り取りに期待する」としている。
プレスブレーキとロボットの組み合わせが急浮上している。東京で7月19日までの4日間開かれた鍛圧機械の専門展「MF-TOKYO2025(第8回プレス・板金・フォーミング展)」に、板金加工機の世界市場で3強とされるメーカーがいずれもその実演を目玉に据えた。
今回は射出成形とは何ぞやの番です。当欄で何度か触れましたが、モノづくりで大量生産のカギを握るのは「型」です。射出成形もそうで、少し前に取り上げた鋳物が、超高温の溶けた金属(通称・湯)を鋳型に流し、冷まして固めて取り出すことで生まれたように、射出成形では、プラスチック素材(等)を溶融して型に注入し、固めて押し出すサイクルにより、プラスチック製品の大量生産を可能にします。小物だとサイクルタイムは10秒くらいでしょうか(モノによって異なるけど)。