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【なんとか重工】謎多きセラミックス部品の製造工場に潜入!

投稿日時
2024/12/02 10:33
更新日時
2024/12/02 10:41

なんとか重工

ここに
注目!
謎多きセラミックス部品の製造工場に潜入!

奥深~い、セラミックスの加工・焼成工程を見学

チャンネル登録者数約12.7万人(24年11月現在)のモノづくり系ユーチューバー「なんとか重工」のとんこつさんが、セラミックス加工の「西村陶業」(京都市)の工場を訪ねる動画がこれ。

セラミックスは一般に耐摩耗性、耐絶縁性、耐薬品性に優れますが、特性は種類でまちまち。西村陶業では100種ものセラミックス材を適材適所で選んで加工し、例えば耐薬品に強い種は、薬液(劇薬でもあるという)を使う半導体製造装置向けで実績を重ねています。

とんこつさんは「セラミックスは身の回りにも多くあるけど謎が多いですね」などとコメントし、いざ工場内へ。

見学の詳細は動画をみていただくとして、「加工にはダイヤ工具が必要、超硬でもすぐへたる」や、「400tプレスで成形。水圧成形の場合もある」、「焼成工程は1600℃の炉で30時間。焼成後は大幅に縮むのでそこをどう見越すかも重要」等の説明がありました。同社では先人が残したレシピに工夫を凝らし、さまざまなセラミックス加工で実績を上げています。「金属で使うのを嫌う場面でセラミックスの出番がある。電気の絶縁部分とか。だから基本、少量多品種ですよ」と同社トップ。

なお、この動画のスポンサーは「製造現場にちょうどいいデジタル」を標榜するソリューションプラットフォーム「ゲンバト」(by山善)。西村陶業ではゲンバトのメニューのなかから「不良記録」などを積極利用。不良報告をデジタル化し、原因と対策をセットで残せることが役立っているとのことでした。