業界統計
2026年6月の工作機械受注、歴代最高の2033億円
- 投稿日時
- 2026/08/10 11:20
- 更新日時
- 2026/08/10 11:22
(一社)日本工作機械工業会(坂元繁友会長=芝浦機械社長)が7月29日発表した6月の工作機械受注額(確報値)は、内外需あわせた総額で前年同月比52・7%増の2033億7500万円と統計開始以来、初めて2000億円を上回った。
うち内需は前年同月比45・5%増の580億円200万円。2022年6月期以来、48カ月振りの550億円超え。主要4業種は前年同月比で全て増加、特に積極的な投資が見られたのが自動車(同120・2%増)。完成車向け受注が65億円を超えたのは92カ月ぶりで、今後この勢いが持続するか注視したい。
外需は同55・8%増の1453億5500万円。前年比では21カ月連続の増加で、歴代最高額1430億円(2026年3月)を更新した。アジアは初めて800億円を超え、特に中国(564億円)の需要が大きく牽引。欧州、北米も前年比増と高い水準での受注が続いている。
会見後の記者懇親会にて坂元会長は「他国の工作機械の伸び幅はここまで顕著ではない。高精度の日本製工作機械が円安を追い風に、グローバルで大きくシェアを伸ばしている」と外需を中心に高水準の受注が続く背景を明かした。

(日本物流新聞2026年8月10日号掲載)