【三明機工】バーチャルロボットソリューションセンターサムネイル

【三明機工】バーチャルロボットソリューションセンター

投稿日時
2020/11/09 12:00
更新日時
2022/07/06 10:06

この動画へのお問い合わせ

三明機工(株)

目の前に実物大のロボット、VRで事前検証

VRで設計のフロントローディング化を加速

ロボットシステムインテグレータの三明機工株式会社(静岡市清水区)は2019年12月に、「バーチャルロボットソリューションセンター(VRSC)」を開設しました。開設の狙いと効果について、久保田和雄社長と技術本部開発チームの西田真幸部長、システム部の近藤篤司部長に聞きました。

VRSCは設計のフロントローディング化を加速でき、顧客満足度を高められる施設です。VRSCには200インチの大型スクリーンとVRゴーグルを完備。FAシミュレータでシステムの検討を行うことができます。VRゴーグルを装着すれば、目の前に実物大のロボットシステムが出現します。大画面に映し出されたFAシミュレータで、ロボットやコンベヤの動きをあらゆる角度から確かめながら、多人数で一気に見出しして最善策を導きだすことができます。

ロボットに馴染みの薄いユーザーでも直感的に理解しやすいのがメリット。ユーザーを交えた設計検証に用いることも多く、実際の作業姿勢で、扉や通路のスペースなど使いにくい部分の有無を細部まで指摘してもらえるので、「後で手戻りの無い」設計工程を可能にします。

VRSC発のソリューションは今後、蓄積データを活用してコンサル能力をレベルアップさせつつ、先端技術の数々を加えて数段の進化を遂げる計画にあります。AI活用やアフターサービスの進化に期待がかかっています。

関連動画

関連記事

mt:ContentLabel>サムネイル

IT人材難時代におけるモノづくり企業「DX推進」の鍵

我が国モノづくり企業はデジタル化においてライバル国に大きく遅れを取っている—。数...

mt:ContentLabel>サムネイル

オンライン座談会:日欧中のロボット技術とユーザーメリット

少子高齢化に伴う人手不足、なかなか改善しない労働生産性―。その解決に有力とされて...

mt:ContentLabel>サムネイル

使える自動化

労働人口の不足から自動化は待ったなしの課題だ。本紙が年初、「いま一番の困りごと」...

mt:ContentLabel>サムネイル

AI使ってますか?

史上最速で普及したアプリとされるのが対話型AI(人工知能)サービス「ChatGP...