ナカトミ、環境配慮R32採用のスポットクーラー12アイテムに拡大
- 投稿日時
- 2025/05/15 09:00
- 更新日時
- 2025/05/15 09:00

ナカトミは高い冷媒性能と温室効果ガスの排出を抑えた冷媒R32を採用した環境配慮型のスポットクーラーを拡大。今夏6アイテムを新発売し、全12アイテムで夏商戦に挑む。
R32はオゾン層を破壊しない、オゾン破壊係数0であり地球温暖化影響が従来比3分の1となる。また冷媒効率も高く、同冷媒を採用した同社スポットクーラーは従来機より2℃低くなる。
■25度以下でも使用可
新発売される製品の一つ、自動首振り(ワイドレンジタイプ)「SAC-30WS」(=写真)は室温8℃から使え、オフシーズンでも対物の冷却などに活用できる。
通常のスポットクーラーでは25℃以下の環境で使用した場合、熱交換器にドレン水が凍り、冷風が出なかったり故障の原因になる。SAC-30WSは25℃以下(8℃まで)で使用可能。特殊な機構により低湿度の環境でも熱交換器に霜がつかず使用できる。万が一霜がついても凍結防止センサーにより本体を保護する。
他にもミニスポットクーラーから広域を冷やせる大型スポットクーラーまで6種類の冷媒R32新機種を揃えており、全方位で対応する考えだ。
なお、R32採用の一台で2か所、3か所に効率よく冷風が送れるツイン・トリプルダクトタイプは既存商品としてラインナップされており好調だという。
(日本物流新聞2025年5月15日号掲載)