山久、創業95周年
- 投稿日時
- 2026/07/08 09:00
- 更新日時
- 2026/07/08 09:00
世界一安心な企業目指す
5年間、温めたものが沸き上がっている感じだね―の声がパーティ参加者から漏れた。
機械工具商社として開業来、95周年を迎えた山久(滋賀県長浜市)が6月6日、地元ホテルで創業95周年記念式典を行い、同社社員含め得意先や仕入れ先のトップら約200人で祝宴を開いた。
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90周年がコロナ禍と重なり、満を持して周年記念の祝宴を開いた格好。今年5月には「山久万博2026」と銘打ったメーカー100社以上の出展によるプライベートショーを開催するなど、記念事業にも力を入れている。
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来賓の祝辞では、機械工具の販売のみならず環境活動、子育て支援,SDGS宣言、環境/ビジネスソリューションに向けたエンジニアリング機能強化と、付加価値を高める同社の在り方にリスペクトを示す挨拶が続いた。大企業から同社へ転職しまだ半年足らずという年長のエンジニアは「これほど多岐にわたって前向きに取り組む会社はまずない。僕もこっちに来て驚いた」(宴会場で)とも。
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祝宴は、65年にわたり社業に貢献している平山正会長へ、幼い孫から花束を贈呈するなどアットホームな側面も。08年にトップを引き継いだ平山正樹社長は「リーマンショック時に経営を任され、80周年時は東日本大震災、90周年にはコロナが…」と苦労話を織り混ぜながら、会社が大切にしてきたことを次世代につなげると挨拶。グローカルな視点で顧客、社会、地球へ貢献し、「仲間や家族を大切にする」という心の部分も継承し、「地球上で最高に安心な企業を目指す」と締めくくった。
(日本物流新聞2026年6月25日号掲載)