データセンター需要で上海に2500万ユーロ投じ新工場建設、独モーター大手ツィール・アベッグ
- 投稿日時
- 2026/08/20 09:00
- 更新日時
- 2026/08/20 09:00
省エネ送風技術への需要に対応
ドイツ電動モーター大手Ziehl-Abegg(ツィール・アベッグ)はこのほど、中国・上海市葉謝鎮で新施設の起工式を行った。今後5年間で約2500万ユーロを製造および研究開発に投じる。新施設は2027年10月に稼働を開始する予定で、現地での従業員数は現在の約700名から1000名以上に増加する見込みだ。製造面積は4万㎡から6万3000㎡へ拡大する。
新施設は同社の中国における過去最大の投資となる。背景にあるのは世界的に高まる省エネ送風技術への需要拡大だ。同社のファンや駆動システムはデータセンターや冷凍空調など様々な分野で使用されているが、とりわけ近年はAIデータセンターが継続的に拡大している。
会長兼CEOのヨアヒム・レイ(Joachim Ley)氏は「イノベーションが欧州だけで起きると考えていては、中国市場では長期的に成功できない」とする。新拠点では現地での研究開発能力を強化。中国の顧客特有のニーズを製品に反映する考えだ。
(2026年8月20日MonoQue掲載)