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安川電機、米ウィスコンシン州でロボット現地生産

投稿日時
2025/07/23 09:00
更新日時
2025/07/23 09:00
新キャンパスの外観イメージ

10年で260億円投資

安川電機は616日、米国ウィスコンシン州フランクリン市に生産機能をもつ新キャンパスを設立すると発表した。米州統括であるYaskawa America(本社イリノイ州ワキガン市、1967年設立)を通じ、今後8~10年間で約18千万ドル(約260億円)を投資する。

新キャンパスは74千平方mを超える敷地に本社、技術開発、トレーニング施設をはじめ、産業用ロボット(一般向けおよび半導体製造装置向けマニピュレータ)を製造する工場などが含まれる。

米国ではインフレや人件費の高騰等を背景に自国生産の強化の動きがある。安川電機は「生産現場における自動化・省力化に対する設備投資の需要が急速に高まっている」とし、需要地生産・販売を進める。

(日本物流新聞2025710日号掲載)