ロボットSIer協会、副会長5人体制に
- 投稿日時
- 2025/06/16 09:00
- 更新日時
- 2025/06/16 09:00

(一社)日本ロボットシステムインテグレータ協会は5月23日、都内で総会を開き役員体制を一新した。会長には引き続き久保田和雄氏(三明機工社長)が就き、副会長には奥山浩司氏(幹事会議長、HCI社長)、瀬川裕史氏(事業企画部門、スターテクノ常務取締役)、鵜野政人氏(協会業務部門、ヒロテック会長)、柳原一清氏(人材育成部門、ヤナギハラメカックス社長)、盛田高史氏(技術部門、豊電子工業社長)の5人が就任した。
同日開いた懇親会で久保田会長は新たな役員体制を紹介し、注力する2つの事業に触れた。
「ロボットSI検定制度のリニューアルは若手向けの新3級を正式に、新1級はプレ実施を行う。新2級(旧3級)、エキスパート(旧2級)は継続し、新1~3級の厚労省認定に向けて今年度中に整備する。一方、経産省のロボット導入地域連携ネットワークに協力し、各地域の行政機関と地域企業が連携して自動化を推進する。この事業は地域性の高い当協会と親和性が高く、人手不足の解消にもつながる」
2018年に123社で設立した同協会は組織と活動領域を大きく拡大。会員は326社(正会員223社、協力会員103社。5月23日現在)になった。
(日本物流新聞2025年6月10日号掲載)