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シヤチハタ、建設現場のボルトに「捺印」で合いマーク作業を効率化

投稿日時
2026/06/10 09:15
更新日時
2026/06/10 09:17
ボルト・ナットに押し込むだけで、スピーディかつ明瞭に合いマークをスタンプできる。現場の声から開発・製品化された

橋梁・大型建造物の本締め確認で注目浴びる

シヤチハタ(愛知県名古屋市)が開発したボルト用マーキングスタンプ「Boltline」が、橋梁や大型建造物の現場で効率化ツールとして注目を集めている。橋梁メーカーの要望を機に開発された同製品は、本締めを確認する「合いマーク」作業を、キャップレス機構のスタンプでボルトに一直線に「捺印」できる。「手書きマーカーに比べ、作業時間を約3分の1に短縮。高所での無理な姿勢や暑さ寒さが厳しい現場でのリスクや、数万~100万本に及ぶ作業負担を大幅に軽減する」とインダストリアル企画部の高橋宏彰マネージャーは語る。

特長は、同社が100年超で培った浸透印とインキ技術。オープンな機構ながら乾かず、現場のニーズに応じ「乾かないインキ(洗浄で消去可能)」と「遅効性インキ(数日で乾燥)」の2種を展開する。M16M24に対応し、カラーは5色(白、黒、ピンク、黄色、青)。落下防止のカラビナ用穴付きで、専用カートリッジで超高力ボルトにも対応。欧州などの化学物質規制に対応した安全性の高いインキを採用する。公共工事で加点評価される「NETIS」に登録済でVE評価も受けており、さらなる普及が期待される。

さらに、小径ボルト(M8M12)向けに弾力のあるローラー印面を採用した「Boltline Flex」を揃え、幅広い現場に向けて展開中だ。



(日本物流新聞2026年6月10日号掲載)