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連載

工業系YouTuber【なんとか重工とんこつ】 
憧れのバイクビルダーさんと交流

投稿日時
2026/09/28 10:41
更新日時
2026/09/28 10:45

ファザーマシン2/Chapter80

みなさん、こんにちは。工業系YouTubeチャンネル、なんとか重工のとんこつです。今回は、「憧れの人編」をお送りします!

46workさんのチャンネルです

バイクビルダーでYouTuberでもある46worksさんのもとを訪れたときのお話です。ケロさんと46worksさんは以前から交流があり、今回はケロさんのご厚意で私も参加させていただきました。

以前からモノづくりへのこだわりがすごい方だとは思っていましたが、実際にガレージを見せてもらうと……やっぱり、すごかったです。

溶接はもちろん、アルミ板を叩き出してアルミタンクを製作したり、旋盤やフライス盤まで使いこなす職人。製作物のクオリティも非常に高く、海外からの視聴者からも高く評価されています。

そして、個人的に一番印象に残ったのが、ガレージのいたるところにある「流用アイデア」でした。例えば、長い材料を切断するときに使うサポートスタンド。

長い材料は自重で垂れてしまうため、そのまま切ると直角を出すのが難しくなります。

そこで使っていたのが……カメラ用の三脚。中古用品店で購入した三脚にベアリングとローラーを組み合わせ、材料を支えるスタンドに改造していました。

最初は「⁇」と思いましたが、実際に見ると非常に理にかなっています。ほかにも、作業台を真上から撮影するカメラスタンドには、ドラム用のシンバルスタンドを流用。

「これ使えるんじゃない?」から始めて、自分の用途に合わせて作り変える。この発想が、ガレージのいたるところにありました。

さらに驚いたのが、新築されたガレージです。建物はデイトナハウスに基礎・鉄骨・屋根まで施工してもらい、壁やドアなどは自分で製作。塗装ブースも備え、作業に必要な環境が整っています。

さらに、建物を建てる段階で中古のトータスリフトを土間に埋め込んでいました。ガレージには1972年製の車や70年代のバイクが並び、将来的にはフレームから作り、アルミ板を叩いてボディまで成形し、車を一台丸ごと自分で作りたいそうです。

そう考えると、このガレージは単なる「車を置く場所」ではありません。将来、一台の車を自分の手で作るためのスタート地点なんだと思いました。

■自身で技術を習得

その象徴ともいえるのが、高さ約4m、幅約3.8mの巨大な自作ガレージドア。市販品をオーダーすると100万円以上するそうで……「じゃあ、自分で作ろう」とは普通なりません(笑)。

歪まないよう注意して溶接し、天井クレーンを使って据え付け。やっていることが本物の工場レベルです。

今回ガレージを見せてもらって感じたのは、46worksさんがすごいのは、単に「何でも作れる」ことではないということです。自分のものだからといって、いい加減に作るのではなく、細部まで妥協しない。正直、私に一番足りない部分です。

しかも、46worksさんの本職はバイクビルダーであって、加工屋さんではありません。ご自身で学び、実行し、習得していったそうです。

私もYouTubeを始めてから溶接を学び始めました。本を読んだり、講習を受けたりして、コツは少しずつ分かってきました。それでも、なかなか上手くなりません。やっぱり、実践経験が少なすぎるんですよね。

そう考えると、46worksさんも、ここまでの技術を身につけるまでに並々ならぬ努力をされたんだろうと思います。目の前で、そこまでモノづくりに向き合う姿を見ると、自分ももっと頑張らなければと思わされます。

一度お会いしただけですが、めちゃくちゃかっこいいです。本当に憧れの人です。このガレージから、これからどんな作品が生まれていくのか。今後も目が離せません。なんともロマンを感じる、46worksさんのガレージでした。

次回もお楽しみに!



(日本物流新聞2026年9月25日号掲載)

工業系YouTuber【なんとか重工】とんこつ

工業系YouTubeチャンネル【なんとか重工】を、相方のケロと2人で運営。旋盤やフライス、マシニングに溶接機、3Dプリンターなどを活用して自分たちが作りたいモノを作るチャンネル。登録者数は14.1万人(2026年9月25日現在)