
【研磨屋TV】〔工場見学〕砥石ができるまで [Factory tour] How grindingwheels are made
- 投稿日時
- 2025/08/25 11:04
- 更新日時
- 2025/08/25 11:38
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注目! - 〔工場見学〕砥石ができるまで [Factory tour] How grindingwheels are made
オーダーメードの砥石製造工場―決め手の「愛の手」とは!!
YouTubeチャンネル「研磨屋TV」が、自ら愛用しているという砥石のメーカーを訪ね、砥石ができるまでを見学する動画がこれ。
砥石製造テイケン社の本社工場(広島県呉市)では、オーダーメードの砥石を約8000アイテム作っているとのこと。研削に向くビトリファイド砥石ができるまでをしっかり動画にしています。
倉庫にある膨大量の砥材は約220種。ユーザーの求めに応じてて正確に配合しオーダーメード製品にしていきます。製造工程の詳細は動画を見てもらうとして、配合時のミスを防ぐシステムなどが十分に機能。配合後は混練工程に進み、粒を均一化して糊(バインダー)で成形。さらにプレス、バリ取り、乾燥、約一週間をかけての焼きと冷やし、その後の寸法修正加工。また製品完成後の回転試験と、想像以上に長い工程を経て砥石が生まれます。
ハイライトは機械化・システム化された工場のなかで鍵を握る「愛の手」と呼ぶ作業。機械による混練では容器壁面にボンドがへばりつくなどして砥粒均一化の妨げになる場合があり、あるいはまた粒がダマになったり、バリがでている場合なども。それらを手で修正するのが「愛の手」だそう。今も製品品質のカギを握る、人の感性感覚を活かす欠かせない取り組みとのことでした。