【竹の子Lab.】宇宙開発は3Dプリンターが握る?
- 投稿日時
- 2022/11/21 08:45
- 更新日時
- 2022/11/21 08:47
竹の子Lab.
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注目! - 宇宙開発は3Dプリンターが握る?
時代はここまで来た!3DPで未来と宇宙を引き寄せる挑戦者たち
現役機械設計者のユーチューバー「竹の子」さんが今回語るのは、宇宙開発で有望視される3Dプリンターのお話。いや有望視なんかじゃなく、3Dプリンターを活用した宇宙開発のビジネス例が米国企業で立ち上がっている、その衝撃的な実例を伝えてくれます。即ち、「今やNASAやJAXAじゃない。民間企業が宇宙開発に乗り出している」と言い、カギを握るのが3Dプリンターと強調します。
同氏によると、宇宙ロケットには多くの機材・資材を積むことになるけど、送料を計算すると1kgあたり1300万円にも相当するそう。
であれば、材料のみを積んで3Dプリンターで現地生産(宇宙で造形)すれば、先ず送料がかなり浮く。しかも材料を載せるだけなら打上げ時の衝撃に耐える設計は不要で、軽量化できる。でなんと、ここらを見据え、既に米国カリフォルニア州の某社が宇宙向け3Dプリンターを開発し、実際に宇宙ステーションで使用されているなどと説明。
さらに。MARSHA(マーシャ)なる民間プロジェクトでは、知能を持った3Dプリンターを火星に飛ばし、その3Dプリンターが自ら材料を探し、人が居住できる環境を作り上げる計画とか。人はプロジェクト完了後に火星へ行けばいいワケ。ほかにも、レゴリスという名の月の砂に少量のポリマーを混ぜ合わせてセメントの20倍の引っ張り強度を持つ住宅を造形するといった取組みなど。
竹の子氏いわくは「宇宙に住めるのもそう遠くないかも」。まさかと疑うか。信じてみるか。それは貴方の自由です。