業界統計
2月の工作機械受注、3.5%増の1182億円
- 投稿日時
- 2025/03/21 17:33
- 更新日時
- 2025/03/21 17:35
(一社)日本工作機械工業会(会長=稲葉善治ファナック会長)が3月19日発表した2月の工作機械受注額(確報値)は、内外需あわせた総額で前年同月比3.5%増の1181億9800万円。前年同⽉⽐は5カ⽉連続増加も総じて横ばい圏内に留まった。

うち内需は前年同月比3.8%増の337・7億円。前月比、前年同月比ともに増加したが、依然として弱含みの状態が続いている。業種別では航空・造船・輸送用機械(同126・6%増)が好調で、欧米を中心とした旺盛な航空機需要が好影響をもたらしている模様。
外需は同3.4%増の844.3億円。地域により前月からの増減があるも、総じて状況に大きな変化は見られない。アジア(同12・9%増)は11カ月連続の400億円超と堅調を持続。北米(0.4%増)は2カ月ぶりの250億円超えとなり、航空・造船向けと商社・代理店向けで大きな受注獲得があった。
日工会・稲葉会長は外需について「トランプ政権による関税問題で先行き不透明な状況が続いている。近視眼的な関税政策は米国にとってもプラスになるとは思えない」と指摘した。自動車関連の受注については「既設ラインで対応するのが主流になりつつある」と話し、本格的な需要回復にはまだ時間がかかると見通した。
(日本物流新聞2025年3月25日号掲載)