業界統計
1月の工作機械受注、4.7%増の1161億円
- 投稿日時
- 2025/03/11 15:46
- 更新日時
- 2025/03/11 15:48
内外需とも横這い続く
(一社)日本工作機械工業会(会長=稲葉善治ファナック会長)が2月25日発表した1月の工作機械受注額(確報値)は、内外需あわせた総額で前年同月比4・7%増の1161億4600万円と前年同月とほぼ同水準で、総じて横ばい圏内の動きにとどまった。

うち内需は前年同月比4.6%増の320.0億円。年末年始の営業日減や補助金待ちなどの影響もあり、2カ月ぶりに350億円を割り込んだ。業種別では金属部品(同40%増)、精密機械(同43%増)、航空・造船・輸送用機械(50.2%増)が数字を伸ばしたが、主要業種を中心に勢いを欠く結果に留まった。
外需は同4.7%増の841.5億円と前月の反動減が響いた。主要三極ともに前月比から大きく数字を落としたが、アジアは10カ月連続の400億円超と堅調を持続。特にインド(同98.1%増)は電気機械関連の大型受注により83.9億円と過去2番目の高水準を記録した。
日工会・稲葉会長はインドでの需要増に対し「1月開催のIMTEXにも参加したが、大盛況で具体的な引き合いも多い。一方でエンジニア不足やインド標準規格(BIS認証)の取得にも苦慮していると聞く。地場メーカーや他国との競争も激化しているが、引き続き注視していきたい」と語った。
(日本物流新聞2025年3月10日号掲載)