業界統計
日本機械工具工業会 会員統計2月、超硬工具2.3%の伸び
- 投稿日時
- 2025/04/25 13:37
- 更新日時
- 2025/04/25 13:38
輸出も伸長
(一社)日本機械工具工業会が発表した2025年2月の会員統計によると、切削工具、耐磨耗工具、鉱山土木工具の生産額は前年同月比2.3%増の390億7700万円、販売額は1.2%増の398億2100万円だった。超硬工具の販売額は同2.3%増の279億3700万円だった。

ドリル(5.4%増)、エンドミル(2.9%増)、カッタ(3.3%増)、ねじ加工工具(2.7%増)、リーマ(6.5%増)、インサート(3.3%増)と伸長した。反面、鋸刃カッタが18.6%減と大きく前年を割り込んだほかバイト(5.7%減)、耐摩耗工具(1.9%減)、鉱山土木工具(5.9%減)と減少した。
そのほかの販売額は特殊鋼工具が同0.1%増の65億5700万円。ダイヤ・CBNが6.1%減の23億7500万円。切削工具輸出は2.0%増の148億2400万円だった。
(日本物流新聞2025年4月25日号掲載)